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クハ1331/クモハ377は、西武鉄道311系および371系に属する通勤型電車で主に昭和20年代から40年代にかけて使用された17m級の旧型国電払い下げ車両です。 311系・371系は、主にクモハ 311(371)+クハ1311 の2連を基本として使用されていましたが、いずれも…
東武鉄道8000系のうち、東上線ではすでに8両編成での運用が主体となっていた1977年以降は4M4Tの8両編成(8R車)も増備されました。 既に一部の列車が10両編成で運用されていましたが、検査時の秩父鉄道経由の移動の都合などもあり、10両編成(10R車)は導入…
6050系は、6000系の車体更新車として1985年10月から1986年10月のまでの間に2両編成22本の計44両が登場しました。 また、その後完全新造車として7編成14両が増備され、総勢29編成58両の在籍となりました。 外観塗装はジャスミンホワイトを基調に赤とオレンジ…
5700系は1951年に登場した日光・鬼怒川線用の特急形車両で、1951年1952年に2両編成6本(計12両)が製造されました。 登場後は特急「けごん」「きぬ」用として運用されましたが、1956年から1957年にかけて1700系が登場した後は急行列車に使用されるようになり…
5710形は、戦後初めて新製された5700系列のうち、貫通形で従来のどおりの吊り掛け駆動方式で作られた車両で、同系列の中では「B編成」として区別されました。 1951年と1953年にそれぞれ2両編成1本ずつ(計4両)が製造され、2両編成での運用の他、非貫通の57…
5700系列は、東武鉄道としては戦後初めて新製された特急用車両で、1951年と1953年の2回に分けて12両が製造され順次運用を開始しました。 このうちモハ5700形+クハ700形の2両編成2本は、運転台が非貫通構造となった為「A編成」とされ、他の貫通形車両(「B編…
1700系は、日光線特急用として1956年に新製投入された車両で、競合する国鉄日光線に対抗し所要時間では劣勢だった従来の 5700系にかわり、速度と車内設備の向上を図ることを目的とされ8両が導入されました。 東武初の量産型高性能車で、75kWのモーターを各…
7300 系の旧塗装バージョン(ロイヤルベージュとインターナショナルオレンジのツートンカラー)は、2010年 12月に事業者限定の形で製品化されました。 同月に東武鉄道南栗橋車両管区で実施された「東武ファンフェスタ」会場で 3000セットが販売されたものを…
京阪電鉄600形の特急色は、大津線100周年キャンペーンの一環として実施されたもので、2012年9月から2016年3月までの期間、603-604号車がかつての260型・300型と同様の特急色で運行されていました。 鉄道コレクションでは、2013年5月に事業者限定品でこの特急…
デニ1300形は、元は小田原急行鉄道開業時に登場した151形電車などです。 151形は手荷物室つき3扉ロングシート車で、1927年の開業時登場した他の形式同様の16m級半鋼製車でした。 その後改造や形式変更などを経て、東京急行電鉄から新生・小田急電鉄が分離し…
京阪600形は1984年に登場した路面電車車両で、従来車の改造により4次に渡り2両編成10本(20両)が導入されました。 このうち、1次車(601 - 608)は300型の車体が流用され、1986年以降に増備された2次車以降(609 - 620)は250型の車体が流用されました。 製…
7300系は、第二次世界大戦後の混乱期に運輸省が各私鉄に割り当てた元国鉄63系です。 東武鉄道への導入は1947年に行われ、当初は40両が登場しましたが、1949年には更に名古屋鉄道から14両が譲受され、その後戦災復旧車である20m級3扉車のクハ360形も加わり、…
京阪電鉄350型は、当時京阪大津線に残存していた旧型車を置き換えるために導入され、1966年から1967年にかけて11両(351-361)が製造されました。 車体は先に導入されていた260型や300型と同等で、両開きの乗降用扉が2ヶ所設置され、塗装は当初より車体の上…
名古屋鉄道7300系は、1971年に旧型車(3800系・800形)の機器を利用し車体を新製する形で製造され、2両編成9本と4両編成3本の計30両が導入されました。 車体は7000系パノラマカー(7次車)と同等の設計とされ、側面はパノラマカーのグループにほぼ準じた連続…
名古屋鉄道7700系は、パノラマカーの支線特急用として導入された車両で、1973年に2両編成と4両編成が4本ずつ増備されました。 車体や機器・性能などは基本的に7000系と同様の仕様とされましたが、前面は展望スタイルの7000系と異なり貫通構造とされ、台車はS…
名古屋鉄道の3700系は1957年から登場した形式で、それまで在籍していた旧型木造の(HL/間接非自動制御)車に新製した車体を載せ替える方法が採られました。 増備は1963年まで続けられ、41両が製造されました。 当時の日本車両による地方私鉄向けの全金属製2…
京阪電気鉄道80型は、京津線の各駅停車用として1961年に登場、1970年までに81-96の計16両が増備され、従来の老朽車を置き換えました。 車体は準張殻構造の15m級で、ラッシュ時対策として3扉車となりました。 当初は両運転台車としてでしたが、その後2両編成…
名古屋鉄道の5200系は、名鉄としては初めてカルダン駆動方式が採用された5000系の改良型で、1957年に登場しました。 中間車も存在した5000系に対して、5200系は先頭車のみの2両編成とされ、6本計12両が製造されました。 電装品や台車はモ5150形とほぼ同様で…
名古屋鉄道3800系は、1948年から1954年にかけて71両が導入された車両で、当時の運輸省が制定した規格(いわゆる「運輸省規格形」)に基づいて設計されました。 名鉄の車両としては、間接自動加速制御の吊り掛け駆動車である「AL車」に分類されます。 車体は…
相模鉄道5000系は、1955年から1960年にかけて計20両が製造された、同鉄道初の自社発注・高性能車です。 車体は18m級(一次車=量産先行車4両のみ17m級)で、片側3個所の 片開きドアを持つ通勤形で、車体袖を床下まで伸ばし床下機器を覆うような構造となる、…
名古屋鉄道の 3730系は、3700系のマイナーチェンジ版で、1964年に登場しました.。 出力や性能・車体の寸法などは 3700系と大差ありませんが、高運転台や 1400mm の両開き扉などを採用したのが大きな特徴となっています。 1996 年以降の増備車は転換クロスシ…
東武鉄道6000系は、事業者限定品で製品化されたものを1本(2両編成)で所有していましたが、一般のオープンパッケージでも発売されたので、早速購入しました。 新旧の製品を比べていないので細かな違いは把握していませんが、側面の車両番号などは事業者限定…
西鉄7000系は、老朽化していた元特急形1000形の置き換えや花畑-大牟田間のワンマン運転対応などを目的として、2001年2月までに2両編成2本が導入され、その後600形置き換えも含め、2001年度末までに2両編成11本が増備されました。 車体は普通鋼製の片側4扉車…
6050形は、西鉄初の片側4扉車として登場した6000形をベースに設計された車両で、1995年から1999年にかけて4両編成5本・3両編成2本の計26両が導入されました。 運転席側をパノラミックウィンドウにした貫通型の前面デザインを含め、車体や内装などが6000形に…
近鉄2400系は、1966年に大阪線用初の1M方式による高性能車として登場し、2両編成6本(12両)が増備されました。 当時、新たに開発された大出力の主電動機(675Vにて155kW) が採用され、経済的なMT編成が組めるようになったことが特徴で、電動カム軸(1軸)…
近鉄900系は、奈良線最初の大型車両で1961年に登場しました。 車体は6800系ラビットカーで採用された片側2扉・2個1組のサッシュレス下降窓が踏襲されましたが、最大幅2,800mmの裾を絞った構造となりました。 主電動機は145kW で制御方式は高加速性能をえるた…
近鉄820系は、奈良線特急用800系の改良型で1961年に登場、Mc+Tc の2両編成8本(16両)が導入されました。 前面は貫通式で前照灯は2灯となり、客用扉はラッシュ時の対策として両開きとなりました。 登場時は2本併結の4両編成で奈良線特急などに使用されてい…
18200系は1966年に京都・橿原線系統用の特急形車両として登場、2両編成5本(10両編成)が導入されました。 当時の京都線や橿原線は、大阪線などに比べて車両限界が小さく、また架線電圧が600Vであったことから、車体を小さくして双方の電圧に対応した複電圧…
東武鉄道5050系は、1979年以降に7800系の車体更新により導入された5000系グループに分類されますが、当初から冷房装置が搭載されたことや4両編成における電動車が8000系同様に中間車に集約されたことなどが大きな特徴となりました。 更新工事は全てアルナ工…
東武鉄道6000系は、日光線系統の快速・準急用として1964年に登場した車両で、1966年までに44両が製造されました。 車体は8000系をベースとし軽量化に配慮した全鋼製20m級ですが、優等列車で使用されることを考慮して片開き2扉のセミクロスシート車となりま…