名古屋鉄道6000系のうち、1980年に増備された5次車(4両編成5本・2両編成5本)では、省エネルギーの観点からマイナーチェンジが実施され、側面窓が開閉式(一段上昇窓)に変更されました。
従来3台設置していた10,500kcal/hの冷房装置は2台に変更され、新たに熱交換型換気装置(ロスナイ)が設置され、熱損失防止が図られました。
所有する編成のうち1両(パンタグラフのないク6000形)はシークレットモデルで、グレードア仕様となっています。
6000系の9次車以降の新製車は客用扉の上部がライトグレーに塗装され、8次車までの既存車も1985年12月以降順次同様の塗装に変更されました。
その後1993年以降はライトグレーがダークグレーに変更されましたが、2001年以降は元のスカーレット一色に戻されました。
なお、本編成は 制御車(Tc)+電動制御車(Mc)の2両編成ですが、メーカー側のエラー(ミス・間違い)により、制御車のナンバーと制御電動車のナンバーが間違っていて、あべこべになっています。
製品では、「モ6019+ク6221」いうことになるのでしょうが、この編成は実在せず、実際にあるのは「モ6219+ク6019」または「モ6221+ク6021」となります。
車番間違いは鉄コレではしばしば見かけますが、あまり気にしていません。
↑ モ6200形(ナンバーは製品エラー)
↑ ク6000形(ナンバーは製品エラー)
↑ モ6200形 前面の様子
↑ モ6200形 側面の様子 その1
↑ モ6200形 側面の様子 その2
↑ モ6200形 側面の様子 その3
↑ ク6000形 側面の様子 その1
↑ ク6000形 側面の様子 その2
↑ ク6000形 側面の様子 その3
↑ パンタグラフの様子
↑ 台車の様子
↑ ク6000形 運転台付近の様子