ここでは一般形電車という名称でJRの優等列車用(=特急形電車)以外の普通列車等で使用される車両をまとめました。
国鉄時代は、「近郊形電車」「通勤形電車」というはっきりとした区分があり、これら車体の形状・内装や性能も全く異なった仕様でしたが、現在ではほぼこうした区別はなくなっていますね。
保有する車両は鉄道コレクションが中心ですが、今後がNゲージの2両~4両程度の短編成で組める車両を中心に集めていこうと思っています。
JR東日本
鉄道コレクションで製品化された3種類の車両を保有する他、NゲージでKATOから発売されたE131系基本番台も購入しました。
719系などは鉄コレでなく、前照灯も室内灯も装備したNゲージで欲しいですね。
最近211系をフルリニューアルしたKATOさんが製品化しれくれることを期待しています。
Nゲージ
E131系は、房総地区電化路線の末端区間でのワンマン運転対応車両として2021年3月から運用を開始、従来209系2000番台・2100番台車の4両または6両編成で運用されていた列車が2両編成での運行(一部4両編成)となり、短編成化・ワンマン化も含めて同区間の大幅なコスト削減が図られています。
鉄道コレクション
日光線で運用されていた 165系の置き換え用として1988年に登場、小単位での運転用に1M 方式・Mc+Tc の2両を基本編成とされました。
デビューからしばらくは白系のクリーム10号をベースに緑14号のラインをNでかたどり、赤1号のラインが側面に描かれていました。
715系の置き換え用として 1998年と 2001年に計2両編成18本(36両)が製造、仙山線への入線を考慮してパンタグラフが小型の PS105 形を搭載、主回路のシステムが見直され、701系として初の回生ブレーキを採用、屋根上の抵抗器が廃止されています。
719系はJR東日本の交流形近郊型電車ですが、磐越西専用運用車の一部は側面帯が赤色と黒色に塗り分けられ(正面は黒帯)、正面貫通扉や側面横に「あかべえ」の絵を表現した「あかべえ仕様」の編成となっていました。
JR東海
JR東海の車両は、18切符で東海道本線や関西本線遠征など馴染みがあります。
NゲージではKATOから4月に211系5000番台の製品化もありますが、今回はまず欲しかった313系2両編成を1本購入しました。
213系は実車を1度だけ飯田線で目撃したことがある程度ですが、側面2扉の車体は個性があっていいですね。
こちらも、KATOからの製品化を期待しています。
Nゲージ
313系は1999年に登場、539両が導入されたJR東海全ての電化区間標準形車両。
3100番台は、身延線・御殿場線・飯田線などで運用される3000番台の増備車で、2006年に2両編成2本のみが増備されました。
鉄道コレクション
213系5000番台は近鉄線と競合する関西本線の名古屋・四日市地区の輸送改善用としてJR東海が導入された車両で、1989年から 1991年にかけて2両編成14本が製造され、同路線で運用され老朽化していた 165系を置き換えました。
JRその他
関東在住の自分が、西日本・四国・九州の車両には馴染みがなく、型式とかもあまり良く分かりません。
とりあえず、鉄道コレクションの車両を保有しています。
鉄道コレクション
213系0番台車は、岡山電車区の115系老朽化車両置き換え用として国鉄末期に3両編成8本が製造されました。
車体は211系同様のステンレス製軽量車体で、側面は117系100番台同様に片側2ヶ所の両開扉、戸袋部以外は2枚1組の一段下降ユニットの窓が配置されています。
121系は1987年の予讃本線高松-坂出間・多度津ー観音寺間・土讃本線多度津―琴平間の電化開業に合わせ、2両編成19本(38両)が製造されました。
車体は205系や207系900番台に準じた軽量ステンレス車体で、側面は片側3扉の配置とされ、前面には貫通扉が設けられました。
蓄電池駆動形電車
鉄道コレクション
男鹿線で運用されていたキハ40系ディーゼルカーの置き換え用として導入された蓄電池駆動電車で、JR九州のBEC819系をベースに50HZ化対応や耐寒耐雪の仕様変更を行う形で開発、導入されました。
BEC819系は近郊形交流用蓄電地駆動電車で、都市部かつ比較的短距離区間の非電化路線で運用されるキハ40系等気動車の置き換え用として開発・導入されました。「DENCHA」の愛称が付けられました。