1_車両-4_電車-3_ローカル私鉄
10760形は、デビュー当初白色とグレーの塗装にあずき色のラインが入ったカラーリングでしたが、その後一部の編成は、上半分が黄色で下半分が緑の新塗装に変更されています。 鉄道コレクションでは、この新塗装車のうち、モハ14769+モハ14770編成がオープン…
14760形は同鉄道初の冷房車として1979年に登場、日本車輌製造製で1981年までの3年間に2両編成×7本(14両)が製造されました。 車体設計は1964年に製造した10020形のレイアウトに準じ、車体長は18m級となりました。 前面は2枚窓ですが、上部に後退角が付けら…
富山地方鉄道モハ14772は、1955年にモハ14791(当初はモハ14771)とともにクハ171として製造されました。 クハ171は制御でありながら、当初より電装化の計画があったため両運転台で製造され、その後1958年に電装化されモハ14772となりました。 1981年には形…
14790形は、1955年に富山地方鉄道初のカルダン駆動電車として登場し、日本車両製造で新製されました。 当時は14770形とされ、制御電動車のモハ14771と制御車のクハ171の計2両が製造されました。 高性能車の試作車としての要素が大きく、将来的に2両とも電動…
14750形は、1948年に製造された運輸省規格形の車両で、4両が製造されました。 18m級2扉車で、吊り掛け駆動方式、登場時はモハ15000形2両とクハ1050形2両でMT編成となっていましたが、1951年にクハ2両が電装化されました。 1958年から1959年にかけて窓枠がサ…
富山地方鉄道14720形は1962年に導入された形式で、日本車輌製造でモハ14721・モハ14722の2両が製造されました。 車体などは1961年に導入された10020形とほぼ同形の18m2扉車ですが、10020形がM'Mユニット形式であるのに対して、14720形では1M方式となり主電…
越後交通の1400形は元小田急の1400形で、1929年の江の島線開業と同時に製造されました。 デビュー当時は、501形・201形を名乗っていましたが、1950年に小田急電鉄が東急から独立分離した際に改番され、1400形(小田急デハ1400形・クハ1450形)になりました。…
14710形は、元は名鉄3800系で、1967年から 1969年にかけて 14両が名古屋鉄道から富山地方鉄道に移籍しました。 自社カルダン駆動車にさほど劣らぬ出力・自動加速制御装器と自動空気ブレーキを備え、当時の同鉄道他の車両より高性能であったことから、1920年…
秩父鉄道7000系は、元東京急行電鉄の8500系で、2009年3月より営業運転を開始しています。 全長20m級の4ドア車で座席はロングシートですが、秩父鉄道では羽生寄りからM1c(制御電動車)-T(付随車)-M2c(制御電動車)の3両編成とされました。 なお、第2編…
秩父鉄道300系は、急行「秩父路」用として1959年に登場した車両で、2連×2編成が製造されました。 日本車両製で、駆動方式はカルダン駆動が採用され、2扉のクロスシート・20m級車体で、前面は当初流行していた湘南窓の湘南スタイルとなりました。 その後、196…
箱根登山鉄道モハ3形は、1935年にチキ3形として3両が導入されました。 同時期に装備されたチキ2形2両とは、川崎車輛製の同じ車体となりましたが、チキ3では電装品と台車がほぼ日本製となったため、チキ2形とは別の新しい形式となりました。 車両番号…
箱根登山鉄道モハ2形モハ109は、モハ108とともに1998年同鉄道創立70周年を記念して緑1号の塗装に変更され、モハ109は2000年4月まで、モハ108は2000年1月までそのままの塗装で運用されていました。 その後、2019年4月に箱根湯本-強羅間開業100周年を記念し…
箱根登山鉄道モハ2形のうち、1935年に増備されたモハ111+モハ112(称号変更前はチキ111+チキ112)もオープンパッケージとして製品化されました。 モハ108が金太郎塗装となっていたのに対して、こちらの2両は通常の塗装となっています。 実車では、モハ111…
箱根登山鉄道モハ2形は、小田急が新宿-小田原間を開業させた1927年に、チキ2形として3両が導入されました。 電装品と台車はスイス製の輸入品で、車体は日本車輛製造による木造車体で、番号はチキ8-10となりました。 1935年には保管されていた電装品と台車を…
箱根登山鉄道モハ1形は、1919年にチキ1形として当時の小田原電気鉄道(箱根登山鉄道の前身)が導入した車両です。 当時は合造車で、ダブルルーフの木造車体にブリルの台車を履き、GE製の電装品を装備していました。 1926年に1両が事故で廃車となりましたが、…
静岡鉄道A3000形は、静岡清水線で運用され老朽化の進んでいた1000形の置き換え用として導入された車両で、2016年から2024年にかけて2両編成12本が導入されました。 従来運用されていた1000形は1973年から1985年にかけて導入されたもので、車歴も古いもので40…
新潟交通モハ10形は、すでにモハ11が第6弾で製品化されていますが、今回は同じ新潟交通のかぼちゃ電車ラッピングのバスと合わせてオープンパッケージでモハ14が製品化されました。 モハ11よりも製品はよりリアルな作りになり、モハ11ではなかった排障器が取…
新潟交通モワ51は、1933年の路線開業時(当時は新潟電鉄)に軌道線・鉄道線直通用として製造された貨物列車用の車両で、旅客用のモハ11形・クハ31形などとともに登場しました。 これは、貨物の輸送量が多く見込まれなかったため、電気機関車ではなく、貨物用…
モハ105はモハ100形と呼ばれる形式で、総武流山電鉄には 101~103 と、合わせて4両が在籍していました。 元は南部鉄道が開業時に新生した車両で、15m・側面2扉の小型車ですが、流山電鉄が1949年の電化の際に払い下げられ、同鉄道に入線してきました。 鉄コレ…
流鉄5000系の5004編成は、元西武新101系のクモハ287-クモハ288で、2012年9月に西武鉄道から譲渡を受け、12月から運用を開始しました。愛称は3代目の「若葉」となり、黄緑をベースとした塗装となりました。 鉄道コレクションでは、オープンパッケージで製品…
流鉄5000形は、在来車(2000形・3000形)の置き換えと、つくばエクスプレス開業後の利用客減少に伴う定期列車の終日ワンマン運転化(2両編成化)に対応するため、2009年から導入されている車両で、元西武鉄道の新101系です。 編成中2両とも制御電動車で、西…
総武流山電鉄1300形は、元西武鉄道551系で1961年から1962年にかけて導入されました。 このうち、晩年多摩川線で2両編成で運用されていた558編成(クハ1659+クモハ558)は、同鉄道で廃車となり1987年にそのまま総武流山電鉄に譲渡されました。 当時総武流山…
JR東日本から上信電鉄に譲渡された700形(元107系100番台)のうち、704編成はJR東日本時代の塗装を装い、「107系リバイバルカラー」として運行されています。 鉄道コレクションでは、オープンパッケージで製品化されました。 107系100番台もこの塗装で何度か…
JR東日本107系のうち、高崎支社管内で活躍した100番台車は、2017年までに211系による置き換えが実施され、前車廃車となりましたが、そのうち6編成12本が上信電鉄に譲渡され、うち5編成10本が700形として2019年から2020年にかけて順次営業運転を開始、同鉄…
モハ1000形の鉄道コレクションでは、第14弾でモハ1003が製品化された後、クハ1551+モハ1501の2両にモハ1004を加えた3両セットがオープンパッケージで発売されました。 このうち、モハ1004は基本的にはモハ1003と同様に製造当初は両側とも非貫通の前面でし…
叡山電鉄(京福電気鉄道叡山線)デオ600形は、旧形車(デハ500形)の下回りを流用して新製された形式で、1979年から1980年にかけて6両が増備されました。 車体長は 15.0m、全長15.7mのサイズとし、車体はデオ300よりもやや角ばったデザインとなり、前面3枚窓…
601系は元西武鉄道の451系及び571系で、1981年から1982年にかけて元451系が2両編成3本、1988年に元571系2両編成1本が導入されました。 このうち、鉄道コレクション第7弾で製品化されたのはクモハ601-クハ1602の601編成で、1981年に譲渡された元西武451系で…
旭川電気軌道モハ1001は、ノーシル・ノーヘッダのスマートな18m級車両で、1955年に日本車両で製造されました。 主電動機は60kWが4基で吊り掛け駆動式、制御器は電動カム軸式。 廃線後は東旭川市立郷土資料館に置かれていましたが、現在は東旭川農村環境改善…
1951年に日本車輌で製造されたモハ1501は、車体などは1000形とほぼ同一ですが山の内線勾配区間下降用として抑速発電ブレーキが装備され、台車も1000形とは異なるもの(KS-33E)を履いていました。 クハ1551は、戦前製の木造車(元旧クハ51:最初は1922年製の…
静岡鉄道 3000形の A3008F編成(A3010-3510)は、レインボートレインとは別のラッピング車両として導入されました。2021年3月に営業運転を開始しました。鉄道コレクションでは、ラッピングのされていない、無地のステンレス車体の仕様で、オープンパッケー…