1_車両-5_気動車
元国鉄のキハ41043で、1950年に北陸鉄道に譲渡され、このとき羽咋駅側にのみ荷台が取り付けられました。 その後は能登線で活躍、いつ廃車になったかは不明ですが、能登線そのものが1972年に経営合理化のために廃止になっているので、このとき引退したのかと…
キハユニ15 はキハユニ16(登場時はキハユニ44100)に続き1956年に登場、既存車の改造により 19両が増備されました。 3扉車からの改造となったため、各扉を荷物室用扉・郵便室用扉・客室用扉と割り振り、荷物室と郵便室の分室化が図られ、キハユニ16(2扉車…
キハ36-500形は、三陸鉄道が導入した新潟鉄工所の「NDCシリーズ」の車両で、1994年2月22日の南リアス線甫嶺駅付近で起きた強風による列車脱線事故に2両が廃車となり、予備車が不足してしまったため、同年12月に製造されました。 全長は既存車と同じ18.5mで、…
品番:10-229 キハ82系は、特急「はつかり」で運用されていたキハ81系の改良型で、1961年10月の白紙ダイヤ改正でデビュー、函館~旭川間の特急「おおぞら」・大阪~上野・青森間の特急「白鳥」・京都~松江間の特急「まつかぜ」など、全国多くの非電化路…
津軽21形は、津軽鉄道が66周年の際に登場したNDCの軽快気動車です。 1996年に2両が導入され、その後2000年に3両が増備されて現在が全部で5両が在籍しています。 18m級車体で、エンジンはDMF13HZ(330ps)を1基搭載しています。 雪国仕様のために窓ガラスが…
夕張鉄道のキハ250形キハ251は、1953年に導入された液体式気動車で、新潟鐵工所で製造されました。 全長20m級の両運転台車で、前面は当時流行していた湘南形、側窓はバス窓、扉はプレスドア、車内は中央部がクロスシート・車端部分ロングシートの組み合せで…
津軽鉄道キハ24000形は、1962年から1967年にかけて新潟鉄工所で4両(24021-24024)が製造されました。 基本設計が国鉄キハ20形・21形に準じたものとなっていますが、一段上昇窓となっているのが特徴で、津軽鉄道初の総括制御可能な液体式気道車となりました…
雄別鉄道キハ49200Y形は国鉄キハ21形と同形で、3両が在籍していました。 側窓は上段がHゴム支持の一段上昇窓のいわゆるバス窓で、化粧室は設置されず、台車はTR29タイプ、ブレーキシステムは機械式気動車で使用されていたGP-S形でした。 雄別鉄道廃止後は2両…
留萌鉄道のキハ1000形 は、1955年に日立制作所で製造され、キハ1001とキハ1002が登場しました。 国鉄キハ10をベースとした設計ですが、乗務員室用扉を持たず、前面は2枚窓のいわゆる湘南型スタイルで、北国の激しい降雪下の走行での視界確保を目的とした腰…
キハ2000形は、1954年に熊谷線(熊谷-妻沼間)用として東武鉄道が3両導入した液体式気動車です。 車体は全長16.5m、片側2扉で定員は109人(座席は62人)、前面は2枚窓の湘南スタイルで、側面窓は上段Hゴム固定の「バス窓」となっています。 車内はセミクロス…
関東鉄道のキハ2100形は2両編成6本が1993年から1996年に導入されています。 当初の塗装は、白を下地に窓周りをグレー、腰部を青色と朱色の帯でデザインされていました。 そのうちキハ2001- キハ2002編成を除く5本は、2011年以降に白の下地に青と朱色の帯の…
キハ04の元となるキハ36900は、1929年に登場したキハニ5000や1931年に登場したキハニ36450などの試作車の結果を踏まえ、1933年に登場しました。 当時新開発となった定格出力100psのガソリンエンジン機関であるGMF13を搭載した機械式気動車で、車体長さは16m…
キハ125はJR九州がローカル線向けワンマン車として1993年に導入した車両で、翌1994年までに25両が増備されました。 新潟鐵工所のNDCで18m級両運転台車、山形鉄道TY-880などをベースに設計されていますが、前面運転台下の前照灯・尾灯が一体となったライトケ…
関東鉄道キハ751形は、元小田急のキハ5000形で1955年に東急車輛で製造されました。 DMH17形の2エンジンを搭載した日本初の優等列車専用の機動車で、小田急時代は国鉄御殿場線乗り入れ用の特別準急などで使用されましたが、御殿場線の電化及び3000形(SSE車)…
キハ52-115は1965年に新潟鐵工所で製造、高岡機関区に新製配置となり(実際は糸魚川機関区に配置)され、大糸線や越美北線などで活躍しました。 1990年の越美北線ワンマン運転化の際は各種改造が実施され、同線のキハ120系導入後は2010年の引退まで大糸線で…
キハ800形は、常総筑波鉄道時代の1961年に日本車輌東京支店で製造された自社発注の気動車です。 車体は 20m級の片側2扉・両運転台で、台車は空気バネ台車(NA305・NA305T)が採用され、機関はDMH17H(180PS/1,500rpm)が搭載されました。 キハ801からキハ805…
キハ310形は、関東鉄道が元国鉄キハ10系を譲り受け車体の新製により更新された上で導入した車両で、1977年から1979年にかけて2両編成4本の8両が導入されました。 車体は20m級片側3扉の全金属製で、前面は貫通扉付の3枚窓、側面の乗客用扉は両開き、車内の座…
江若鉄道キハ12 は、元は C9 形キニ12 で、1937年に日本車輌製造で新製されました。 大型の旅客・荷物合造ガソリン動車で、エンジンはガソリン機関である GMF13(純型6気筒、定格出力 100hp)が搭載されていました。 車体は全長 17,800mm・最大幅 2,600mm…
樽見鉄道のハイモ230-300形は、1985年に301が登場した後、1987年に1両(302)が増備されましたが、増備車では客用扉が引戸となる等の一部仕様変更が実施されました。 その後1988年と1992年に増備された2両ではハイモ230-310となり(313・314)、302も 312…
品番:10-325 実車概要 Nゲージ所有車 各車両紹介 実車概要 キハ81系は、1960年に9両編成2本と予備8両が製造された日本初の特急形気動車で、上野-青森間の特急「はつかり」での運用を開始しました。 外観や塗装・基本構造は151系以来の「国鉄特急形」スタイ…
鉄道コレクションの小湊鉄道キハ200型は、2021年に再生産され、従来とは異なる車番(キハ202+キハ204)の2両が製品化されました。 この2両は、当初からレイアウトで走らせるつもりでしたので動力ユニットとトレーラーセットも合わせて購入しました。 当初…
キハ 200型は 1961年に登場した小湊鉄道の標準型ティーゼルカーで、1977年までに 14両が製造されました。 かつて小湊鉄道では蒸気動車やガソリンカーなども活躍しましたが、資金難のためかいずれも他社からの譲渡車や改造車ばかりで、車両の確保・運営には苦…
小田急キハ5100形は、1955年に運用を開始した御殿場線直通列車用キハ5000形の増備車で、1956年に登場しました。 1日2往復で運用を開始した御殿場直通列車は、通常は単行運転基本でしたが、土休日は2両編成で運行されることもあり、定期検査などがある場合…
キハ35系は、都市近郊の人口増加に伴い急速に増加した都市近郊形「路線の輸送力確保も目的として、1961年11月に登場しました。そのため、車体は3扉ロングシートとなり、側面窓はユニット窓を気動車では初めて採用、客用3扉や両開き扉も気動車初となりまし…
品番:98113 キハ40系は、1977年に登場した一般形の気動車で、1982年までに888両が製造され全国各地に導入されました。 車体や制御回路・変速機・ブレーキ方式などの基本構造はは1974年に登場したキハ66系に準じたものとされ、車体は全長21.3m(車体長20.8…
JR四国が導入した1000形のうち一部の車両については、2006年に導入が開始された1500形との併結対応の改造が施されました。 改造後の車両番号は「原番号+200」が付与され、形式名は1200形に形式に変更されました。 連結器は電気連結器併用の密着連結器に変更…
JR四国1000形は、徳島・高知地区などの非電化区間の輸送改善用として設計された車両で、1990年から1998年までに56両が新潟鐵工所で製造されました。 全長21m級のステンレス製車体で、両運転台のため単行運転が可能です。 乗降用扉は片側3扉で、両端は 850m…
キハ126系は、JR西日本が山陰本線高速化事業に対応した車両として導入した形式で、2001年(1次車)と2003年(2次車)に分けて2両編成10本が製造されたほか、両運転台車(キハ121形)も9両増備されました。 山陰地方では道路交通網の整備が続き、鉄道を取り巻…
JR西日本のキハ127系は、姫新線の輸送改善工事に合わせて 2008年に2両編成6本が製造されました。 車体は 20m級オールステンレス製で片運転台のため、基本的にトイレ付きの0番台車とトイレなしの 1000番台で2両編成で運用されています。 同様の仕様で両運…
現在久留里線で運用されるキハ130系は、全車両が両運転台仕様のキハE130形で、それまで使用されてきたキハ30形・キハ37形・キハ38形の置き換え用として2012年に導入され、同年12月から営業運転を開始しました。 すでに水郡線に導入されていた基本番台に対し…