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【鉄コレ】 キハE120系 只見線仕様

キハE120形は、老朽化した旧国鉄形ディーゼルカーの置き換え用として導入された車両で2008年に8両が新津運輸区に投入されました。

当初は同運輸区管内の米坂線・磐越西線(会津若松以西)・白新線(快速べにばな運用)・羽越本線(酒田以南)などでキハ110系と共通運用で使用されました。

車体は基本的には3扉車であるE130系から中央部の客用扉を省略し2扉車としたもので、E231系の構造を踏襲した軽量ステンレス車体、車体腰部から裾部にかけて車体幅を絞った「裾絞り構造」となりました。

座席配置はキハ110系同様のセミクロスシートで、キハE130系に準じた構造です。

ディーゼルエンジンは環境負荷を配慮したコモンレール式燃料噴射装置などを採用したDMF15HZで、キハ110系と同等の駆動性能を発揮し、同じ系列との併結運用にも対応しています。

2020年3月以降は8両全車が郡山総合車両センター会津若松派出所の配置となり、只見線全線と磐越西線(会津若松-野沢間)の一部の列車で運用されるようになりました。

車体のカラーリングは、当初は福島県・山形県・新潟県にまたがるブナ林をイメージしたオレンジ色をメインに荒川渓谷の紅葉をイメージした赤色の帯をアクセントカラーとする配色でしたが、只見線への転用の際、新緑の山々をイメージした緑色と黄緑色の2色の帯が入るカラーリングに変更されました。

鉄道コレクションでは第32弾で只見線向け転用後の仕様でキハE120-7が製品化されました。

↑ キハE120ー7

↑ 前面の様子

↑ 側面の様子 その1

↑ 側面の様子 その2

↑ 側面の様子 その3

↑ 台車の様子

↑ 反対側 運転台付近の様子。