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【Nゲージ】EF58 上越線仕様 ブルー

品番:3020-2

改良型のEF58は、1952年の高崎線電化をきっかけとして量産が開始され、旧EF58の続番となる、35号機から175号機までの141機が増備されました。(32~34までは欠番)

また、既存のEF58についても31両全車が新しい半流線形車体への載せ替えを含めた改造工事が実施され、EF58は総勢172両となりました。

塗装は当初は電気機関車標準のぶどう色2号の単色でしたが、1965年以降は60・61号機を除く全車が新性能直流電気標準の青(青15号)に前面下部クリーム色(クリーム1号)に順次変更されました。

EF58は旧型電気機関車ですが、高速性能に優れていたことから新性能電気機関車と同じように扱われていたようです。

当時、高崎線の他にも東海道本線・東北本線といった主要幹線の電化の延伸が進み、高速性能を備え、ロングラン運用に対応した直流型旅客用電気機関車の導入が必要となり、EF58はこうした状況に対応したものでした。

高碕に配置されたEF58は、高崎線・上越線での長距離運転に就いていましたが、高性能優先で登坂能力が弱いため、急勾配区間のある水上-石打間は前部補機のEF16を連結して通過していました。

上越線に投入されたEF58は、冬季のトンネル出入り口に垂れ下がったつらら対策として前面窓に大きなひさしが設けられ、汽笛にもカバーが取り付けられていました。

また豪雪地帯と走行するため、前面下部にスノープラウも装備していました。

KATOのEF58のうち、上越線用の旧製品を所有しています。

上記のひさし・汽笛カバー・スノープラウが装備され、前面の窓は後期型のため上下幅が縮小された小型窓となっています。

車番は121号機を選択しました。

↑ EF58 上越線仕様 後期型

↑ 前面の様子

↑ 運転席側側面の様子

↑ 台車の様子

↑ 側面中央部の様子

↑ パンタグラフ付近の様子

↑ 反対側から見た様子。

↑ つらら切り用のひさし、ホイッスルカバー、スノープラウが装備されています。