キハ800形は、常総筑波鉄道時代の1961年に日本車輌東京支店で製造された自社発注の気動車です。
車体は 20m級の片側2扉・両運転台で、台車は空気バネ台車(NA305・NA305T)が採用され、機関はDMH17H(180PS/1,500rpm)が搭載されました。
キハ801からキハ805までの5両が導入され、キハ801~キハ803は常総線、キハ804~キハ805の2両が筑波線にそれぞれ配置されました。
筑波線の2両は、国鉄水戸線経由で笠間・小山への乗入れ運転も行っていましたが、1964年に常総線に転属となり、同年に全車がセミクロスシートからロングシートに改造されました。
以降は全車とも晩年まで常総線で運用されていましたが、1993年までに引退となりました。
同型車として、同和鉱業小坂鉄道キハ2100形や片上鉄道キハ800形がありました。
鉄道コレクションでは、新製時は筑波線に配置されたキハ804・キハ805の2両がセットでオープンパッケージで製品化されました。
↑ キハ804
↑ キハ805
↑ キハ804 前面の様子
↑ キハ804 側面の様子 その1
↑ キハ804 側面の様子 その2
↑ キハ804 側面の様子 その3
↑ キハ805 側面の様子 その1
↑ キハ805 側面の様子 その2
↑ キハ805 側面の様子 その3
↑ 台車の様子
↑ キハ805 運転台付近の様子