キハ10系気動車は、国鉄が1958年に開発した車両で、1953年までに728両が製造されました。
国鉄の量産形気動車としては初めて液体変速機を採用し、複数車両の総括制御が容易に行うことができるようになりました。
併結運転を前提とされたことから前面は貫通型となり、客室側窓がHゴム支持固定・下段を上昇式としたいわゆる「バス窓」となっているのが外観上の特徴です。
NゲージではTOMIXがハイグレード仕様で複数の型式を製品化されていますが、そのうち所有しているのは、両運転台のキハ10形(T車)とキハ11形(M車)の各1両ずつで、はくつる鉄道ではこの2両をほぼ固定編成として運用されています。
キハ11形
品番:2447
便所付の両運転台車で、1955年から1757年にかけて74両が製造されました。
所有しているのは動力付きでフライホイール付の小型モーターはスムーズで軽快に走ります。
車番は「キハ11 27」を選択しました。
キハ10形
品番:2446
便所なしの両運転台車で、1955年から1957年にかけて70両が製造されました。
所有している車両は「動力なし」で、キハ11形とペアーを組んで運用されています。
車番は「キハ10 35」を選択しています。
TOMIXのハイグレード仕様で、カプラーはボディマウント方式のTNカプラーを装備しています。
キハ10系シリーズの特徴の一つでもある側面窓(バス窓)の様子です。
キハ11形とキハ10形の併結する様子。めんどくさがりなので、貫通幌を付けていません。
キハ10形の運転台付近の様子です。