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【鉄コレ】 国鉄 キハ04

キハ04の元となるキハ36900は、1929年に登場したキハニ5000や1931年に登場したキハニ36450などの試作車の結果を踏まえ、1933年に登場しました。

当時新開発となった定格出力100psのガソリンエンジン機関であるGMF13を搭載した機械式気動車で、車体長さは16m級(15.5m)で、客車に比べて徹底的な軽量化が図られました。

キハ36900は、1933年3月にまずは36両が登場、投入当初は初期故障に見舞われましたが、同年12月にはその一部を改良した増備車も登場し、このときに形式番号もキハ41000とあらためられました。

キハ41000は1936年まで増備が続けられ、計138両の導入となり、全国で使用されるようになりました。

戦時中はガソリン統制により他の代用燃料で細々と運転されていましたが、1945年以降は前面運休となりその一部は倉庫代わりに使用されていました。

戦後、休車中の車両は一部天然ガス車として復活するものも出ましたが、1950年以降はディーゼルエンジンを搭載し序々に運用を再開するようになりました。

そしてキハ42000用のエンジンをベースに設計された6気筒のDMF13(110ps)が完成すると、以降の機関換装はDMF13によって行われるようになりました。

こうして出てきたがキハ41300型で、1955年3月までに36両が登場しました。

1957年には称号改正が行われ、キハ41300がキハ04となりました。

戦後直後の廃車や事故廃車を除くと、老朽化による廃車が始まったのは1957年で、その際に捻出されたDMF13を他の動力を搭載する元キハ41000型車両に換装する車両も登場し、これがキハ04型100番台となりました。

その後も廃車が進み、最後まで残ったキハ04型100番台も1967年2月に廃車となりました。

鉄道コレクションでは第10弾でキハ04-21が製品化されました

↑ キハ04-21

↑ 前面の様子

↑ 側面の様子 その1

↑ 側面の様子 その2

↑ 側面の様子 その3

↑ 台車の様子

↑ 反対側 運転台付近の様子