叡山電鉄(京福電気鉄道叡山線)デオ600形は、旧形車(デハ500形)の下回りを流用して新製された形式で、1979年から1980年にかけて6両が増備されました。
車体長は 15.0m、全長15.7mのサイズとし、車体はデオ300よりもやや角ばったデザインとなり、前面3枚窓の貫通形で貫通扉の上に2つの並んだ小型ヘッドライトが取り付けられ、屋根上にはグローブ型ベンチレーターが取り付けられました、
塗装は京福京都本社時代の標準色であるクリームと緑のツートンカラーで、これは同鉄道が京福電鉄から叡山鉄道に引き継がれた以降も変更されませんでした。
後継となるデオ900形の登場以降廃車が進み、最後まで残ったデオ603+604の2両も2008年11月に引退しました。
鉄道コレクションでは、最後まで残った2両のうち603が第12弾で製品化されました。
↑ デオ603
↑ 前面の様子
↑ 側面の様子 その1
↑ 側面の様子 その2
↑ パンタグラフの様子
↑ 台車の様子
↑ 反対側、運転台付近の様子