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【鉄コレ】JR九州 BEC819系 九州の蓄電池駆動電車

BEC819系は近郊形交流用蓄電地駆動電車で、都市部かつ比較的短距離区間の非電化路線で運用されるキハ40系等気動車の置き換え用として開発・導入されました。(「DENCHA」の愛称が付けられました。)

BEC819系では電化区間と非電化区間を走行することから、主回路システムでは「架線走行モード」と「蓄電池走行モード」が用意されました。

電化区間では「架線走行モード」よりパンタフラフを上げて通常の交流電車同様に架線からの給電により主電動機を駆動させ、非電化区間ではパンタグラフを下げて主回路蓄電池からの給電により主電動機を駆動させる仕様となっています。

主回路蓄電池への充電は、電化区間での惰力時及び電化された駅での停車中に急速充電(10分の充電で約90km/hの走行が可能)が行われる他、減速時に回生ブレーキにより発生した電力も主回路蓄電池に充電されます。

制御方式が817系に準じた回生ブレーキ付き主変換装置(PWNコンバーター+VVVFインバータ)を搭載したVVVFインバータ制御で、主電動機は全閉形外扇方式の三相誘導電動機を採用。

車体や車内の仕様は817系の設計をベースとされ、編成はクモハBEC819(MC)+クハBEC818(TC)の2両編成となりました。

BEC819系は、2016年4月に量産先行車が新製され、各種試運転等を経て同年10月に若松線に先行投入され、2017年3月のダイヤ改正で量産車6本が若松線に投入、同線の気動車が全て置き換えられるとともに、福北ゆたか線でも運用が開始されました。

その後、2019年3月のダイヤ改正で香椎線にも11編成(300番台)が投入され、同線の気動車を全て置き換えました。

鉄道コレクションでは、第32弾で香椎線に導入された量産車のうちZ004編成が製品化されました。

↑ クモハBEC819-4

↑ クハBEC818-4

↑ クモハBEC819-4 側面の様子 その1

↑ クモハBEC819-4 側面の様子 その2

↑ クモハBEC819-4 側面の様子 その3

↑ クハBEC818-4 側面の様子 その1

↑ クハBEC818-4 側面の様子 その2

↑ クハBEC818-4 側面の様子 その3

↑ パンタグラフの様子

↑ 台車の様子

↑ クハBEC818-4 運転台付近の様子