相模鉄道2000形は、1951年に一斉改番が実施された際に在籍していた中型(車体17m前後)のものをまとめて電動車モハ2000形と制御車クハ2500からなる形式にまとめたもので、実際には様々な経歴を持つ車両が存在しました。
このうち、1975年に7両が荷物電車に改造され、モニ2000形・クニ2500形として運用されていましたが、1977年に荷物扱いが廃止されたため、クニ2両が再度旅客化改造の上日立電鉄に譲渡されました。
残ったうち4両が事業用車として引き続き使用されましたが、2007年に最後まで残った3両が廃車となりました。
現在、かしわざ台車両センターでモニ2005が静態保存されています。
鉄道コレクションでは、モニ2019とモニ2005の2両が事業者限定品として製品化されましたが、このうちモニ2019は元国鉄クモハ 11形11008 で、モニ2005は元国鉄30形で戦災焼失国電払い下げ車両の復旧が東急によって行われたものです。
↑ モニ2019
↑ モニ2005
↑ モニ2019 前面の様子
↑ モニ2019 側面の様子 その1
↑ モニ2019 側面の様子 その2
↑ モニ2019 側面の様子 その3
↑ モニ2005 側面の様子 その1
↑ モニ2005 側面の様子 その2
↑ モニ2005 側面の様子 その3>
↑ パンタグラフの様子
↑ 台車の様子
↑ モニ2005 運転台付近の様子