東武鉄道 7800系では、初期車(いわゆる 7800形)導入2年後の 1956年から 1960年にかけて4両編成8本が新製されましたが、一部仕様変更が行われたことから7890形(導入当初は 7850形)とされました。
7890形では、前面形状が 7800形の丸妻に対して3面折妻構造となり、前面窓・側面の戸袋窓・扉窓などがHゴム固定化され、ベンチレーターの形状が「ガーランド型」から「押込型」に変更されたことなどが外観上の違いとなっています。
一方、1957年から増備されたグループでは、クハにトイレが設置されない他は 7890形に準じた仕様となり、7820形とされました。
7820形は、1960年までにかけて 31編成 62両が新製され 7800系列の最大勢力となりましたが、晩年に一部の中間車改造による4両固定編成8本が作られました。
鉄道コレクション第23弾ではモハ7823-クハ823 の2両が製品化されましたが、この2両は晩年は館林研修区に所属し、中間車改造をされた 7824編成を挟み、4両編成で運用されていました。
↑ モハ7823
↑ クハ823<
↑ モハ7823前面の様子
↑ モハ7823 側面の様子 その1
↑ モハ7823 側面の様子 その2
↑ モハ7823 側面の様子 その3
↑ クハ823 側面の様子 その1
↑ クハ823 側面の様子 その2
↑ クハ823 側面の様子 その3
↑ パンタグラフの様子
↑ 台車の様子
↑ クハ813 運転台付近の様子