東武鉄道5050系は、1979年以降に7800系の車体更新により導入された5000系グループに分類されますが、当初から冷房装置が搭載されたことや4両編成における電動車が8000系同様に中間車に集約されたことなどが大きな特徴となりました。
更新工事は全てアルナ工機で行われ、1980年から1984年にかけて4両編成と2両編成が各12本の計72両が製造されました。
車体は8000系に準じた20m級両開き4扉の全鋼製車体で、冷房装置も8000系と同一、パンタグラフは下枠交差型となりました。
当初は伊勢崎線と東上線に分散配置されましたが、1983年頃からは野田線にも配属されました。
1991年以降は全車野田線配属となりましたが、その後は8000系に置き換えられ栃木・群馬地区のローカル輸送用として転用され、2003年の全廃となるまで運用されていました。
鉄道コレクションでは、第27弾で2両編成(5557編成)が製品化されています。
↑ モハ5557
↑ クハ5657
↑ モハ5557 前面の様子
↑ モハ5557 側面の様子 その1
↑ モハ5557 側面の様子 その2
↑ モハ 5557 側面の様子 その3
↑ クハ5657 側面の様子 その1
↑ クハ5657 側面の様子 その2
↑ クハ5657 側面の様子 その3
↑ パンタグラフの様子
↑ 台車の様子
↑ クハ5657 運転台付近の様子