西武鉄道401系は、冷房化及び制動装置の電磁直通ブレーキ(HSC)化された701系列の増結用車両として411系を冷房化・主要機器の交換による高性能化の実施により誕生した系列で、1978年以降順次導入が実施されました。
高性能化改造に際しては、旧クハ1451形も電装化されクモハ401形に編入されました。
車体は、冷房装置搭載による各部補強・外部塗装変更(黄色1色化)・客用扉のステンレス無塗装のものへの交換・前面左側幕部への行先表示窓新設・前面標識灯部へのステンレス飾り板の新設などが行われました。
主要機器はほぼ一新され、台車は101系と同様のダイレクトマウント式空気ばね台車が採用されました。
401系は常時701系列とともに運用され、一時期は池袋線でも運用されましたが、その後は701系列とともに新宿線への集中配置となりました。
701系列の増結用の他、2両編成単独で多摩川線や多摩湖線でも使用されていた時期もありました。
1990年以降、新2000系・6000系・9000系などの新型車両への代替えにより淘汰が進み、1997年2月までに全車引退となりました。
鉄道コレクションでは、2012年12月に西武鉄道の事業者限定品として、401系が2両セットで発売されたものを購入しました。
↑ クモハ402
↑ クモハ401
↑ クモハ402 前面の様子
↑ クモハ402 側面の様子 その1
↑ クモハ402 側面の様子 その2
↑ クモハ402 側面の様子 その3
↑ クモハ401 側面の様子 その1
↑ クモハ401 側面の様子 その2
↑ クモハ401 側面の様子 その3
↑ パンタグラフの様子
↑ 台車の様子
↑ クモハ401 運転台付近の様子