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213系5000番台は近鉄線と競合する関西本線の名古屋・四日市地区の輸送改善用としてJR東海が導入された車両で、1989年から 1991年にかけて2両編成14本が製造され、同路線で運用され老朽化していた 165系を置き換えました。 岡山地区の0番台車を基本としなが…
719系はJR東日本の交流形近郊型電車で、従来主に急行形電車が使用されていた仙台地区の輸送改善を目的に1989年に登場しました。 クモハ719+クハ718の2両編成を基本とし、最大8両編成まで併結が可能で分割・併結を容易にするために自動解結装置と電気連結…
713系900番台は、当時長崎本線で運用されていた客車列車の置き換え(電車化)用として、1984年の 2月に導入されました。 客車列車の置き換えようとしては、同時期に581系・583系からの余剰車を改造した715系が九州地区に投入されましたが、717系は、これだ…
福塩線の電化区間(福山駅-府中駅間)では、1977年阪和線で運用されていたモハ70・クハ76形の各12両の計24両が鳳電車区から府中電車区に 転属となり、4両編成で1981年3月まで運用されていました。 70系は製造開始以降、床面や屋根板、内装などに木材を使…
1962年に上越線の長岡-新潟間が電化されると、関西地区の70系が新潟地区に転属し、その後横須賀線などからも順次転属が進み、同地区のローカル輸送に使用されました。 配属は長岡第二機関区(長岡運転所)で、上越・信越線などで活躍、外装は、豪雪地帯で目…
中央東線への70系投入は1952年に始まり、当初はブドウ色の編成も存在しましたが、後に全車スカ色となり、1975年から1976年にかけて115系に置き換えられるまで、ローカル運用で使用されていました。 中央東線の高尾以西は、蒸気機関車時代の低断面トンネルが…
飯田線で活躍した、クモハ52+モハ48の4連、旧型電車の中でも異色の流線型車体で特に人気のあった車両ですが、元は京阪神間の急行用として1936年に登場した、モハ52系グループです。 モハ52系グループのうち、初期車となる流線型の編成は、1936年~1937年の…
鉄コレから発売された国鉄51・40系飯田線セットAでは、クモハ54006+クハユニ56003の2両が製品化されています。 うちクモハ54006は、51系グループに属し、当初はモハ54006として1940年に汽車会社で製造されました。 モハ54は、モハ51より強力型の主電動機…
鉄コレから発売された国鉄51系・32系身延線セットBでは、クモハ51818+クハ47055の2両が製品化されています。 クモハ51818は、半流線の3扉セミクロスシート車のモハ51018として、1936年に汽車製造で新製され、中央線東京口で使用されました。 途中でロン…
鉄コレから発売された国鉄42系身延線セットAでは、クモハユニ44800+クハ68019の2両が製品化されています。 クモハユニ44800は、1934年にモハユニ44のトップナンバーとして製造され、横須賀線で使用されました。 その後、1956年に身延線用に転用されました…
子供の頃に何度も乗った一番馴染みのある電車の一つです。 2022年にKATOから基本編成4両と付属編成4両がそれぞれ再生産されましたが、415系としては既にKATO旧製品(基本+付属の8両編成)を所有していて、この編成も4両のみでレイアウトで走らせるつも…
401系は、1961年の常磐線取手-勝田間の交流電化に合わせて導入された交流50Hz対応の交直流型電車で、九州地区には同時期に交流60Hz対応の交直流型電車421系が導入されました。 導入に際しては、1960年に量産先行試作車の4両編成2本が製造され、当初は宇都…
国鉄からJR東日本に継承された時点では、101系は 210両在籍し、その時点では中央・総武緩行線・南武線・鶴見線で運用されていましたが、その後淘汰が急速に進み、1992年以降は南武支線(浜川崎-尻手間)の2両編成3本(6両)を残すのみとなっていました。…
BEC819系は近郊形交流用蓄電地駆動電車で、都市部かつ比較的短距離区間の非電化路線で運用されるキハ40系等気動車の置き換え用として開発・導入されました。(「DENCHA」の愛称が付けられました。) BEC819系では電化区間と非電化区間を走行することから、主…
EV-E801系は、男鹿線で運用されていたキハ40系ディーゼルカーの置き換え用として導入された蓄電池駆動電車です。 JR東日本では、直流用蓄電池駆動電車としてはすでに営業用としてEV-E301系を烏山線に投入した実績がありますが、交流区間においても走行可能な…
701系1500番台は、715系の置き換え用として 1998年と 2001年に計2両編成18本(36両)が製造されました。 1500番台の基本的な仕様は 100番台・1000番台に準じていて、仙山線への入線を考慮してパンタグラフが小型の PS105 形を搭載したほか、救援時に備え 71…
107系は日光線で運用され老朽化していた 165系の置き換え用として1988年に登場しました。 切迫した当時の財政状況と自社工場の技術維持の必要性を背景として、JR東日本が初めて自社工場(現・新津製作所)で製作した車両となりました。 ローカル線区での小単…
113系1000番台は、横須賀線・総武快速線の地下区間直通用として1969年から導入が開始されたグループで、0番台をベースに運輸省制定のA-A基準に対応した難燃構造となりました。 このうち1972年以降増備されたグループでは、地下区間に対応したATC機器の搭載…
455系は1965年より製造された交直両用急行形電車で、東日本の交流50Hzに対応、主電動機が120kWのMT54を搭載した453系の改良型で、勾配抑速ブレーキを搭載したのが特徴です。 455系は仙台運転所に集中的に配置され、東北本線や奥羽本線の勾配区間での運用にも…
2023年9月に銚子を訪問した際、銚子駅構内で奇妙な電車を見かけました。 JR東日本の電気・軌道総合試験車(検測車)のE491系で、East i-E(イーストアイ・ダッシュイー)の愛称を持っています。 2002年に1編成が製造され、勝田電車区に所属、JR東日本管内等…
品番:10-173 KATOの651系、旧製品です。 実車は、既存の485系置き換え、及び競合する高速バスへの対抗として1988年に登場、2012年に登場したE657系に置き換えとなるまで、常磐線の看板列車として活躍していました。 JR東日本発足後に新型式車両として登場し…
583系は、1968年に登場した3電源対応(直流1,500V/交流50・60Hz20kV)特急形寝台電車で、国鉄時代には東北・九州・北陸などの主要幹線で昼夜を問わず活躍、その詳細はいまさら説明不要かと思います。 自分が子供の頃は柏に住んでいたこともあり、寝台特急「…
品番:A-2886 会津若松は、福島県屈指の観光地であり観光需要も極めて大きいのですが、新幹線が通らず首都圏からの直通列車がないこと、郡山からの磐越西線が単線山岳路線であり輸送条件がすこぶる悪いことから、現在そのシェアーの大半はマイカーと高速バス…
国鉄の交直流両用としての特急形電車は、1964年の交流60Hz対応の481系・1965年の交流50Hz対応の483系を経て、1968年に交流60Hz・50Hzの両方に対応した485系が登場し、本系列の統一形式名となりました。 485系では電動車ユニットが国鉄在来線すべての電化方式…
キヤE991形は、JR東日本とJR総研が共同開発した試験用車両です。2003年にシリーズ式ハイブリッド車両の試作車E991系気動車キハE991形(キヤ E991-1)として新製され、愛称は「NEトレイン(New Energy Train)」と名付けられ、各種試験が実施されました。 200…
HB-E210系は、 2015年5月に営業運転を開始した「仙台東北ライン」で運用されている車両で、直流区間の仙石線と交流区間の東北本線を直通することから、環境負荷の少ないディーゼルハイブリッドシステムを搭載する車両として導入されました。 編成は2両編成…
品番:10-445 KATOの185系はお座敷運転時代に15両のフル編成を購入して走らせていましたが、レイアウトの製作を始めた以降、スペースの都合でお座敷運転を取りやめたことから、踊り子号を実車通りフル編成で走らせることができなくなりました。 レイアウトへ…
品番:A-0568 国鉄183系特急型電車は、元は1972年に房総特急用として登場した型式ですが、その後は上越線特急「とき」・伊豆向けの特急「あまぎ」等向の1000番台・横軽対策となるEF63との協調運転を施した信越本線特急「あさま」用189系など、バリエーション…