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KATO 485系旧製品/前照灯・ヘッドマーク,の点灯復活しました(分解メンテナンス)

KATOの485系300番台、20年以上前に購入した旧製品です。

カプラーは台車マウントで、製品のデキは最新の製品と比べると当然劣りますが、それでも結構精密に作られていて、ディテールも悪くありません。

但し、近年は調子が悪く、動力車はTGWのホイールクリーナーでクリーニングしたところ劇的に改善されたのですが、前照灯とヘッドマークが全く点灯しない状態となっていました。

(一応、台車と車輪は分解・清掃したのですが、それでも点灯しません。)

昨年、KATOの485系初期型を購入したこともあり、この旧製品は廃車(ポポンデッタ売却)も考えましたが、とりあえず車両を分解して清掃することにしました。

クハ481の分解方法はよく分からなかったのですが、インターネットで検索して、他のモデラーの方の記事を参考にしながら行いました。

最初に屋根部分を取り外しました。

当然ですが、車内は室内灯を付けたようにが明るくなりました。

とても綺麗です。

本体の床下部分から車体を外すと、中に設置されていた金属板が出てきました。

車両両端の金属板がサビサビで真っ黒な状態です。

オモリを外した状態です。

電気は台車から両端の金属板・真ん中のオモリ(これも金属)を経由してライトユニットに伝わります。

途中の金属板がこのような状態では、ライトが絶対につきません。

金属板とオモリの接する部分もサビサビです。

金属板は4枚ありますが、これを綺麗にします。

両面とも同じようにサビサビなので、クリーニングする必要があります。

モデラーの皆さんのクリーニングの様子を拝見させていただくと、日本磨料工業の「ピカール液」を使われている方が多かったので、地元のスーパービバホームで買ってきました。

お店の在庫では300g入りが一番小さかったのでこれを購入しました。

ピカール液を良く振って、蓋を開けて綿棒を入れ、液を綿棒に大量に含ませました。

その綿棒を金属板に当てて、つまようじで抑えながら綿棒で金属板を拭いてサビを落としました。

サビが落ちたら、付着した液を拭いて取り除き、レールクリーナー(ポポンデッタのクリーニング液)を垂らしてキレイにしました。

ちなみに、中央に乗っていたオモリですが、これにも電気は通過するので、汚れているとライトは点灯しません。

この両面も結構汚れていたので、レールクリーナを含ませた綿棒で拭きました。

(上の写真は清掃前の様子です)

クリーニングした金属板とオモリを元に戻し、屋根を取り付ける手前まで組み立てて点灯テストを行ったところ、前照灯・ヘッドマークがしっかりと点くようになりました。

感動の一瞬です。

写真を撮っていませんが、尾灯が点くことも確認しました。

屋根を取り付けて、あらためて点灯確認。

ライトが復活しました。

「かっこいい!」

売却も検討していましたが、これなら売るのはもったいない、存続決定です。

室内灯装備も検討したいと思います。(旧製品なので、現在の室内灯パーツが使えるかどう確認が必要です)