品番:2137
ED62は、1974年以降ED61の改造によって登場、全機が飯田線向けに投入されました。
ED61は新製以来中央東線で運用されていましたが、駆動装置や電力回生ブレーキ等で不具合も多く発生していました。
その後、1964年に登場したEF64の増備車が中央東線に導入され増備が進んだことから、ED61は飯田線向けに転用され、同線で運用されていた旧型の電機機関車や前進の私鉄から受け継いだ電気機関車などを置き換えることとなりました。
しかしながら、ED61は軸重が大きくそのままでは飯田線に入線できないことから、回生ブレーキ等の機器が外され、床にあった機器を移設、空いた床部分に1軸の中間台車が増設されました(元々15tであった軸重が13tに軽減)
これらの改造により、ED61は型式が変更となりED62となりました。
1987年の国鉄民営分割化の際には8両がJR貨物の引き継がれましたが、老朽化等により廃車が進み、1996年の飯田線貨物列車の全廃に伴い全機が運用を離脱、2002年までに全機が廃車となりました。
Nゲージでは、TOMIXの旧製品を1機所有しています。
TNカプラーに交換済
↑ 側面全体の様子
↑ 前面の様子
連結器はTNカプラーに換装済
↑ 側面の様子 その1
↑ 側面の様子 その2
↑ 側面の様子 その3
↑ パンタグラフの様子
↑ 台車の様子
↑ ED61から改造された際に追加された中間台車
↑ 反対側 運転台付近の様子。