2月にTOMIXから発売されるDD51(国鉄・寒冷地型)を2台購入して、重連運転で走らせることを考えています。
しかしながら、これまでNゲージでの重連運転というのは自分はやったことがなかったので、今回手持ちの機関車で重連運転を試してみることにしました。
DD51は、現在TOMIX製を2台所有しています。
上の写真で並ぶ2台のDD51のうち、右側は20年以上前に購入したもの(品番2207)で、左側1は10年ぐらい前に購入したもの(品番2219)です。
同じDD51とはいっても、両車は製造ロットも動力(モーター)も全く異なる機関車です。
重連運転を行うのであれば、品番や発売ロットが同じ機関車で組むのが本来ですが、今回は敢えてこの2台で重連運転をしてみました。
2台の機関車の性能差ですが、品番2207(20年前の古いDD51)はある程度の電流を流さなければ動かず、動き出すとそれなりの力でもう1台のDD51(品番:2219)よりも速く動きます。
品番2219(10年ぐらい前購入したもの)の動力ははフライホイール付きで少しの電流でもなめらかに動き出します。
2台の機関車をレイアウトの本線上に乗せてパワーユニットから電流を流すと、エンドレス1周しただけで両車の間隔は上の写真のように開いてしまいました。
2台の動力の性能や特性がまったく異なることは一目瞭然ですね。
スペードの速い品番2207を前、品番2219を後ろに連結して、機関車の重連だけで走らせてみましたが、脱線することなく普通に走りました。
次に、この重連機関車にTOMIX50系(旧製品)5両編成を後ろに連結して走行してみました。
当レイアウトは単線で亜幹線の設定)で、列車のスピードは低めで走らせていることもあり、列車は普通に走りました。
しかしながら、前の機関車はかなり辛そうに走っていたので、性能差のある機関車での重連運転は避けた方がよさそうです。
EF65の重連運転もやってみました。
機関車は、TOMIXが30周年を迎えたときに限定品として発売された3台セットのうちの2台(品番92944)で、当時高崎機関区に残っていたEF65-500番台P型が製品化されたものです。
個体差はあっても、2台は基本的に生産ロットや動力などは同じです。
EF65の重連運転は特に問題ありませんでした。
ちなみに、機関車に前照灯のオン・オフスイッチが付いておらず、後ろの機関車の前照灯も点いたままです。
EF65の重連といえば、500番台F型による高速貨物列車がすぐに思い浮かびますが、残念ながら今回の2台はP型です。
連結器付近が空気菅コックなどでごちゃごちゃした500番台F型も欲しいです。
先日TNカプラーに換装したTOMIXのED61・ED62による重連も試してみました。
実車の通常運用ではなかったであろうこの組み合わせですが、ED61は中央本線で重連運用をしていました。
重連運転は特に問題ありませんでした。
TOMIXのED61・62は、いまどきの製品レベルで再生産して欲しいですね。
その際は、ED61は2両購入して中央本線での重連運用を再現したいと思っています。