目下、TOMIX製機関車・貨車のTNカプラー化を進めていますが、今回はEF81-300番台2機のカプラー換装を行いました。
機関車は20年以上前の古い旧製品(銀色:2151/ローズ:2152)ですが、それなりに実感的なので気に入っています。
上の写真は交換前ですが、アーノルドカプラーが目立ち過ぎで違和感ありますね。
まずは、EF81-300番台の交換を行います。
ちなみに、車番は「304」号機を選択しています。
最新の製品はどのようになっているか分かりませんが、この製品では、カプラー交換の際も一度車体を本体(動力部分)から外す必要があります。
本体から前面スカート部分を、丸ごと外しました。
スカート部の上についているカプラー復元バネを外しました。
スカート部分から、カプラーとカプラーポケットを外しました。
TNカプラーは製品に付属しているのでそれを標準のアーノルカプラーと交換しました。
写真の上がアーノルドカプラー、下の写真がTNカプラーです。
スカート部分にカプラーポケットとカプラーを取り付けた様子です。
スカート部分の上側にカプラー復元バネを取り付けました。
カプラーを交換したスカート部分を本体に取り付けました。
同様の手順で、反対側のカプラー交換も行いました。
カプラーを交換した本体に車体を被せて、とりあえずこの機体の作業は完了です。
カプラー交換後、運転台付近を側面から見た様子です。
見た目ではカプラーは少し前に突き出し過ぎている感じがしますが、走行時の非けん引車との接触を考えると仕方ないところです。
それでも、アーノルドカプラーに比べれば劇的に良くなっています。
コキとの連結テストを行ったところ。
問題なさそうです。
続いて、ローズ機のカプラー交換を行いますが、その前に両者を並べてみました。
見た目は明らかに違いますね。
続いて、ローズ機のカプラー交換作業を行いました。
手順は上の銀色と全く同じなので、途中経過は省略します。
ローズ機のカプラー交換が完了しました。
ちなみに車番は「302」号機を選択しています。
ローズ機の前面の様子です。
EF81-300番台は4両が製造され、全機関門トンネル用に投入されましたが、国鉄時代に一時期常磐線用に転用され、その際にローズピンクに塗装されました。
自分はその頃常磐線沿線に住み、この機関車をたまに見かけていたので、思い入れがあります。
但し、所有する機関車は、常磐線から門司に戻った後、JR時代の仕様になっています。
コキとの連結テストもOKでした。
作業完了後の2機の様子です。
見た目が良くなりました。
旧製品ですがそれなりにデキが良いので、自分は今のところ買い換える予定はありませんが、KATOから最新の製品も発売予定されていますので、よろしければどうぞ。
更新後のJR貨物の仕様です。
更新後のJR貨物仕様ですね。 |
ローズピンク塗装は、ホビーセンターから発売されます。
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