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小型のタンク式蒸気機関車のC11・C12をそれぞれ1両ずつ所有しています。
旧型客車(オハ61系)3両編成の牽引でレイアウトを走らせていますが、C12の前面には重連対応用にKATOナックルカプラーを装備しており、たまにC11+C12の重連で走らせることもあります。
C12は20m客車をよりも2軸貨車による貨物列車を牽引させた方が似合うような気がするので、今後はこうした貨物列車をメインに走らせようかと思っています。
C12をもう1両増やして、足尾線のように重連で走らせることも検討しています。
C11とC12の比較
実車ではC11もC12も同時期に最近されたタンク式小型機関車で、C11が支線・区間運転用に導入されたのに対して、C12はそれよりも簡易なローカル線向けに設計されたため、C12はC11よりも一回り小さい印象となりました。
写真では上がC12で下がC11ですが、全長の長さの違いが一目でわかると思います。
KATOから製品化されたタイプでは、C11の前面横にはデフ(除煙板)がついていますが、C12ではついていません。
C12は基本的に除煙板を取り付けておらず、このスタイルが一般的なイメージですが(実車では一部の機関車でC56タイプやC11タイプの除煙板を付けた例もありました)、こうした部分も違いも並べて鑑賞するものいいですね。
タンク式機関車ではバック運転時の視界確保のため、最後部の石炭庫の両脇がカットされたような形状になっているのが特徴。
C11もC12も同じです。
C11
C11は、当時老朽化していた支線・区間運転用機関車の置き換え用として、国鉄の前身である鉄道省が1932年に設計・導入した過熱式のタンク式蒸気機関車で、1932年から1974年までに381両が製造されました。
C10をベースに設計が行われ、軸配置は1C2の小型機関車となりましたが、水タンク・石炭庫・運転室など薄鋼板を使用する部分の構造が見直され、運転整備重量66.05(C10より5%削減)・軸動重で最大12.5tの範囲に収め、C10形と比較して入線可能線区を大幅に拡大されることとなりました。
C11は、支線・区間運転用として1932年から1974年までに381両が製造されました。
NゲージではKATO製品がを購入、ナンバープレートは会津若松機関区にも所属していたことがある235号機を選択しました。
【実車】真岡で走っていたC11(2018年9月訪問) その1
C12
C10形をベースとして設計された旅客貨物用タンク式蒸気機関車で、軸重制限の厳しい簡易線向けとされたため、同時期に製造されたC11よりも一回り小さいコンパクトな大きさの機関車となりました。
Nゲージ
KATOから先日(2024年3月)に再生産されたのものを購入、製品としての完成度が非常に高く、特に先輪・従輪で採用されたスポーク車輪は非常に精密に作られており、この先輪・従輪から集電も行われ、非常に安定した走行に繋がっています。