当鉄道にはC11とC12の2機の蒸気機関車が在籍していますが、両機とも先頭側がダミーカプラーのため、これまで重連運転はできませんでした。
しかしながら、ホビーセンターKATOのパーツに若干の加工を施せば、ナックルカプラーとしてあまり見た目を損なわずに蒸気機関車の先頭部に取り付けることが可能だそうで、ホビーセンターKATOのホームぺージでもその記載がありました。
自分にも対応できそうだったので、今回試してみることにしました。
ホビーセンターKATOのパーツを加工
今回使用するのは「KATOナックルカプラー(黒)センタリングバネ付き(28-270)」というパーツです。
元々は海外の製品用のASSYパーツだったそうですが、小加工でKATOの各種蒸気機関車の前面用パーツて転用可能、しかも見た目が既存のパーツよりもリアルになるということで人気が出て、ホビーセンターKATOのレギュラーパーツに昇格した商品のようです。
自分もこれをC12の前面に装着して、重連運転を行いたいと思います。
購入時、パーツの袋の中にこのような説明書きが入っていました。
とりあえず、これに従って取り付け用のナックルカプラーを準備します。
袋の中には、このような2種類の部品が入っていました。
2つのパーツを組み合わせて、ナックルカプラーを作りました。
説明書に従い、下部分をカットしました。
横部分をカットしました。
(カットが少し甘かったようで、取り付ける際に更にヤスリ等で横部分の幅を調整しました。)
KATO/C12の前面のダミーカプラーをナックルカプラーに交換
今回前面のカプラー交換を行うC12です。
前面にはダミーカプラーが付いていますが、これは手前に抜いて取り外すことができます。
ダミーカプラーを外しました。
(このとき排障器も取れてしまうので、あらかじめ排障器がどのように取り付けられていたかを確認してから作業を行った方が良さそうです。
ダミーカプラーと今回準備したナックルカプラーを並べてみました。
右がダミーカプラーで、左がナックルカプラーです。
ダミーカプラーよりもナックルカプラーの方が大きいです。
ナックルカプラーを前面に取り付けました。
若干カプラーが下の下がっている感じもしますが、あまり気にせずに先に進みます。
C12を前面から見た様子です。
やはりカプラーが若干大きすぎるようにも見えますが、自分にとっては気にならない程度です。
重連の相棒となるC11と連結してみました。
C11がメインでC12が補機という位置付けなので、前面のカプラー交換を行ったC12が後ろ側に連結されます。
C11とC12の連結面を上から撮った写真です。
今回取り付けたナックルカプラーの首振りが少ないみたいですが、自分のレイアウト(TOMIXのレール)では半径280mmが最小なので、おそらく普通に走らせることができると思います。
C12単機のバック運転だとどうなるか分かりませんが・・・
レイアウトでC11+C12重連による試運転
まずは、機関車2機のみで試運転を行ってみました。
本線上は問題なく普通に走らせることができました。
蒸気機関車なので、あまり速度を上げずゆっくり走らせました。
続いて、オハ61系客車3両編成を牽引しての重連運転です。
こちらも問題なく走行できました。
ちなみに、写真を撮るときはその場に列車を停車させて撮っています。
KATOの機関車は常点灯対応しておらず写真では前照灯が点いていませんので、その点はご了承願います。
機関車側に何も細工していないので、重連の際に前のC11と後ろのC12の両方の前照灯が点いてしまうのですが、これもあまり気にしないようにしています。
はくつる駅に停車中のSL列車です。
元子供用ベットをベースとした自分のレイアウトが大きくありませんので、蒸気機関車の重連を楽しむら、このくらいの小型機関車がちょうどよいです。
C11の前面については、見栄えも気にしているので今のところがまだダミーカプラーのままにしておこうかと思っています。
C12については、かつての国鉄足尾線での重連貨物列車のイメージでも走らせたいので、もう1機欲しいです。
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