中央東線の竜王駅を訪問したのは2017年8月。
驚いたことに、ここでは高速貨物列車を東京から牽引してきた本務機のEH200が、到着後そのまま構内の入換作業を行っていました。
到着した貨物列車に対して、いちいち機関車を付け替えるのではなく、牽引してきた機関車がそのまま入換までを行った方が効率が良いので、当然のことではありますが・・・
入換作業といえば、DE10とか、最近だとHD300のようなDLが行っているイメージが強いですね。
あのマンモス機EH200形が入換作業を行っている光景は、想像していませんでした。
竜王駅に高速貨物列車が到着しました。
根岸駅から石油輸送列車ですが、途中梶ヶ谷ターミナルでコンテナ車を増結しています。
コンテナ扱いと車扱いの混合列車といったところ。
貨物列車は通常の旅客用ホームに停車。
ここで、列車の前方に連結されているコキと後方に連結されているタキを切り離します。
こうした作業を旅客用ホームで行うのは、地方の貨物取扱駅ならではの光景ですね。
コキとタキが切り離されました。
タキをホームに残して、EH200はコキを連結したままゆっくりと前進しました。
クロスポイントを経由して、EH200+コキの編成は下り本線の少し先に進み停車しました。
今度はバック運転で構内南側のコンテナヤード(荷役線)に入線しました。
荷役線の長さは100m程度。
コキ4両~5両が停車できる程度です。
コキを押し込むEH200です。
コキの入線が完了しました。
構内の入換作業は本線を跨ぐため、本線を旅客列車が行き交う合間の縫って行われます。
コンテナ車を切り離した後、EH200は再度本線を跨いで構内の北側に来ました。
短期のまま上り本線の少し先まで進みました。
機回しですね。
そのままバックして、下り線に放置されたタキ編成と連結。
タキ編成を牽引したまま八王子方面に進みました。
上り本線を少し進んだ先で停止しました。
そのまま、構内北側一番外の側線を後退で進みました。
このまま、ENEOSの荷役線までタキ編成を押し込むようです。
タキ編成の荷役線への押し込みが完了したようです。
タキ編成の入線が完了した後、これを切り離したEH200は荷役線から離れていきました。
この後、EH200は同じく構内で停車・待機していた上り貨物列車の編成の先頭に立ち、定刻に竜王駅から八王子方面に向けて出発しました。
↑ こちらの記事もどうぞ。