毎度お馴染み、鉄道コレクションのパンタグラフ交換です。
ブログの新サイト立ち上げなどで忙しく、最近では鉄コレのパンタ交換の作業が進んでいませんでした。
今回は、最近購入した32弾からパンタ搭載車を弄ります。
鉄コレ第32弾では「JR新世代の非電化用の車両」が製品化されていますが、その中にJR東日本とJR九州の蓄電池駆動電車が含まれており、今回はこれが対象です。
せっかくなので、烏山線の蓄電池駆動車も製品化しれ欲しかったのですが、ラインナップには含まれておりませんでした。
もしかしたら、TOMIXでNゲージとして製品化されるのでは…?と期待しています。
写真の右がJR東日本のEV-801系、左側がBEC819系です。
車両のデザインは、それぞれ各鉄道会社の個性が出ていますが、こうして並べてみると、「似ているか?」と言われれば似ているようにも思えます。
パンタグラフ交換前のそれぞれの後ろの様子です。
シングルアームの場合、元のパンタを取り外してしまうとパンタの「く」の向きがどちらだったか分からなくなってしまうので、念のため作業前の写真も撮っておきました。
まずはJR東日本のEV-801系です。
JR東日本としては、烏山線用EV301系に続く蓄電池駆動電車ですが、EV-301系が直流電化区間を走行するEV-301系に対して、EV-801系が交流電化区間を走行することから、EV-801系のシステムは先にデビューしたJR九州のBEC819系をベースに設計されています。(同じ交流でも電圧が異なるので設計変更が行われています)
車体の塗装は、秋田のなまはげの赤面と青面をそれぞれモチーフとし、青い電車と青い電車を連結した2両編成となっていますが、個人的には編成に統一感がなく好みではありませんね。
かつて、国鉄ではダイヤ改正直後にウグイス色・カナリア色・エメラルドグリーンといった103系の混色編成がたびたび走っていましたが、それを思い出しました。
パンタグラフは赤い電車の方に搭載されているので、こちらを交換。
交換用のパンタグラフが、メーカー推奨のPT-7113-D(0246)です。
パンタグラグを交換した後の様子です。
多少リアルになったかな。
続いて、JR九州のBEC819系です。
上述のとおり、JR東日本のEV-801系はこちらのシステムがベースとなっています。
実車では若松線・福北ゆたか線用導入された基本番台(量産先行車含む)と香椎線向けに増備された300番台(5300番台)がありますが、鉄道コレクションでは基本番台車が製品化されています。
パンタグラフ交換前の様子です。
パンタグラフ交換後の様子です。
パンタグラフは、EV-801系と同じものを使用しました。
交換用パンタグラフは2個入りのパッケージなので、1個づつの使用で余分に買う必要がなく良かったです。
こうしてみると、外観的にはなかなか個性があっておもしろい電車ですね。
蓄電池駆動電車は今後増えるのでしょうか。