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TOMIXワム/2軸貨車をTMカプラー換装

TNカプラー換装したTOMIXのDD13に似合う小編成の貨物列車が欲しいと思い、TOMIXのワムを2両購入してTNカプラーに換装しました。

当鉄道では、機関車・客車・貨車のカプラーは今だにアーノルドカプラーが主流となっていますが、現在は順次KATOナックル・TNカプラーへの換装を進めています。

これら全ての車両を同一のカプラーで統一するのが一番望ましいのですが、自分はあまり車両の改造をしたくありません。

KATOの機関車にはKATOの客車・貨車、TOMIXの機関車にはTOMIXの客車・貨車を牽引させれば済むことなので、今後はこの方針でカプラーグレードアップを進めようと思っています。

先日、試験的にTOMIX製DD13の片エンドをTNに換装してみましたが、今回は新規購入した2軸貨車にもTNカプラーを取り付けて、使い勝手を確認します。

今回購入したのはワム70000形とワム90000形の2両です。

TOMIXのプラケースも小さくてかわいいですね。(そう思うのは自分だけかも)

ワムに装着するためのTNカプラー(自連形:0396)を購入しました。

2軸貨車TNカプラー化は、連結の際の取り扱いが容易でないため評判が良くありません。

特にレイアウトで長編成を組むときや脱線した際の復旧作業などが非常に面倒だようです。

TOMIX製2軸貨車でも工夫してKATOナックルを取り付けるは多いですね。

自分の場合、レイアウトは単線のローカル線で長編成の貨物列車はあまり走らせないので、我慢できる程度の手間であればTNカプラーでも良いかと考えています。

KATO製の貨物牽引機もあるので、ある程度長い編成であればKATO製で揃えます。

上の写真は、カプラー換装前(アーノルドカプラー)のワム2両です。
使い勝手だけ言うと、アーノルドカプラーに勝るNゲージのカプラーはありません。

TOMIXのアーノルドカプラーはKATO製よりも若干大きく、取り付け位置も若干低いような気がします。

TNカプラーのパーツを箱から取り出したところです。

ナックル型のTNカプラーは2つのプラパーツをしっかりとくっつけただけの簡単な構造です。

硬いプラスティックの強度で車両連結時の安定性を保つので、走行時の自動解放等のトラブル皆無ですが、連結時は多少強く力を加えないと連結しません。

力まかせに連結したり解放したりしようとすると、カプラーを破損させる危険があるので怖いです。

購入した状態で、ワムをひっくり返した状態です。

カプラーの下には金属のパーツ(カプラーカバーがついています)

説明書によると、小さなマイナスドライバーの先端をカプラーポケットに差し込んで少しづつ回転させると、カプラーカバーはすぐに外れるそうです。

カプラポケットを外した状態です。

カプラーの奥に板バネが入っています。

アーノルドカプラーとTNカプラーを並べた写真です。

これだけ大きさが違います。

アーノルドからTNカプラーに取り換えた様子です。

KATOナックルの場合、カプラーポケット内にスプリングコイルがあり車両連結時の強度を保持する重要や役目を負っています。

TNカプラーの場合は、カプラー奥に入っている板バネはカプラーの首が安易に横に向かないように保持するための役割しかなく、車両連結時の強度には全く関係していないようです。

KATOカプラーを取り付けるのであえば、ここにスプリングコイルを入れる必要がありますね。

写真を撮り忘れしてしまったのですが、カプラーを交換した後、カプラーポケットはきちんと取り付けました。

TNカプラーに換装したワム90000形です。

実車よりも若干カプラーが車体から外に突き出している感がありますが、見た目はアーノルドカプラーよりも格段に良くなりました。

DD13と連結させてみました。

評判通り、連結時の作業は非常に面倒です。

TNカプラーは両者のカプラーをまっすぐにしないと連結できないのですが、それぞれのカプラーの首が左右に逃げてしまい、なかなか真っすぐにできません。

無理にカプラー同士を押し付けると壊れそうで怖いです。

でも、簡単につなげるのにコツがありそうです。

ワム2両の両端をTNカプラーに交換しました。

とりあえず、ワム2両とDD13を連結させました。

この状態でレイアウトで走らせても、ローカル列車なので違和感はありません。

この他にもう2両別形式のワムを購入予定しており、最終的にはDD13+ワム4両でレイアウトを走らせようと思っています。