カプラー換装と室内灯装備を行ったKATOスロ81系編成を、レイアウトで走らせました。
スロ81系編成は、中間の連結器はKATOナックルカプラー・編成両端はマグネティックナックルカプラを装備しています。
牽引したEF81はKATOの旧製品で、こちらもマグネティックナックルカプラーを装備しています。
室内灯装備に伴う重量増と上り勾配の制約
当鉄道(レイアウト)の上り勾配はそれなりにきつく、搭載モーターの性能にもよりますが、長編成の列車だと走行するのが厳しい場合が多いです。
ちなみに、昨年6月に購入したKATO455系6両編成(ばんだいセット/室内灯未装備)では、動力車にトラクションタイヤが装備されていないため、フル編成でこの上り勾配を走行するのが厳しく、速度によっては空転してしまいます。
8両編成のKATO485系は通過することはできますが、余裕はあまりないと思われます。
(レイアウトのサイズの関係で、レイアウトに入線できるのは最大8両編成まで)
EF81+スロ81系6両編成については、室内灯を装備する前はストレスなく走行できたのですが、室内灯装備後はそれなりに重量が重たくなったようで、下りは問題ありませんが上りだとEF81が空転してしまい、走行するのはかなり厳しかったです。
今後、レイアウトを走らせる場合は、下り側のみにするか、客車を1両減車して機関車+客車5両編成とした方がよさそうです。
レイアウトもそれほど大きくないので、見た目では客車5両程度の長さが一番バランスが良いですね。
KATOマグネティックナックルカプラー搭載車
マグネティックナックルカプラーは、簡単に言うとKATOナックルカプラーに開放ピンを追加したものです。
取り付けた解放ピンの位置が低すぎると、その車両がTOMIXなどの電動ポイントを通過する際に、解放ピンがポイントに接触して列車が止まったり、脱線したりします。
開放ピンの位置が高すぎるとアンカプラーレールの上で自動解放しないので、両方をクリアする高さの調整が必要です。
今回、実際に走らせてみて、解放ピンがひっかかる部分があったので、高さを調整するのに手間がかかりました、
ちなみに、マグネティックによる自動解放は、客車の重量が増えたためか、よりスムーズにできるようになりました。
KATO製の機関車・客車・貨車のナックルカプラー化・旅客車両への室内灯装備は、今後も随時すすめていくつもりです。