直流区間の主力機をベースに開発されたEF81の車体は、国鉄新型電気機関車の標準的な形態ながら交直流機器を収容するために機器室が拡大され、全長18m級、幅2,900mmの大型車体となりました。
本機1両での列車牽引を前提とされたため、重連運転用の総括制御装置は搭載されず、正面は貫通扉がない非貫通のEF80やEF65などと同様のデザインとなり、外部塗装は交直流車両標準のローズピンクとなりました。
従来屋根上にあった高圧機器は室内に収納、主抵抗器は大型のカバーに収められた為、屋根裏はすっきりしています。
パンタグラフは雪害対策と小型軽量化のため下枠交差式のPS22形が搭載されました。
基本番台機は日本海縦貫線を中心に導入・運用された他、一部は田端機関区にも配置され東北本線でも使用されていました。
1979年以降は運用見直しの捻出機による常磐線系統への転用が開始され、同線の老朽化したEF80を淘汰しました。
NゲージではKATOの旧製品を所有し、連結器はマグネティックナックルカプラーに換装しています。
↑ 実車は全長が18mと大型の車体です。
※中間台車、脱線しているの気が付きませんでした。写真は後で差し替えます。
↑ 前面の様子。 マグネティックナックルカプラーを装備しています。
↑ 側面の様子 その1
↑ 側面の様子 その2
※ 中間台車脱線していますが、後で写真差し替えますので、そこはご愛敬で・・・
↑ 側面の様子 その3
↑ パンタグラフは、下枠交差型のPS22形を搭載
↑ 反対側、運転台付近の様子。