先日発売されたKATO113系(スカ色)編成4両が入線しました。
早速、最低限の入線整備と試運転を行いました。
なお、写真はスマホで撮影したこともありイマイチ画質がよろしくありませんが、ご容赦ください。
今回(2023年5月)に再生産されたKATO製の113系は、基本セット(7両)・増結セット(4両)・付属編成セット(4両)が発売され、全部揃えると横須賀-総武快速線の15両フル編成が組めるのですが、レイアウトではフル編成で走らせることができず、また予算もないので、当鉄道では付属編成(4両)のみを導入しました。
レイアウトは、単線電化のローカル線で子供用ベットをベースとした大きさのものなので、4両編成ぐらいで走らせるのが一番バランス的に良いのです。
(485系は、8両編成で購入してしまったのですが・・・)
車両整備工場(作業机の上)に4両が入線した状況です。
クハ111の片方にはジャンパ栓の取り付けがあるのですが、各パーツが細かすぎて上手くはめることができず、そのまま続けると車両を傷つけてしまいそうだったので、車両を一部分解して作業を行うことにしました。
先頭車前面のジャンパ栓を取り付ける部分は別パーツで外すことができたので、外した状態で取り付け作業を行いました。
但し、それでもうまく取りつけることができなかったので、ピンバイスで取り付け用の穴を大きくして、少量のゴム系ボンドでジャンパ栓パーツを接着しました。
胴受けは、車体と下回りを外した状態で取り付けました。
簡単にはずれそうだったので、少量のゴム系ボンドでくっつけました。
車体を組み立てた状態です。
ジャンパ栓のホースは黒色に塗装すると更に実感的になるのですが、面倒なのでそのまま取り付けてました。
反対側のクハ111は、ジャンパ栓パーツの取り付けはなく、胴受けを車体とスカートの間にはめ込むだけです。
こちらは簡単にできました。
作業終了後、早速レイアウトで試運転を行いました。
当編成が製品としては付属編成であったため、動力車にトラクションタイヤが装備されていません。
レイアウト本線の上り急勾配を通過できるかどうか懸念されたのですが、問題なく走行できました。
トラクションタイヤがなくても、4両程度なら大丈夫なようです。
今年の夏にKATO455系(ばんだい編成)を導入予定なのですが、こちらもトラクションタイヤが装備されておらず、今回の113系よりも2両多い6両編成なので、同様の心配がされています。
ゆうづる駅構内に入る手前ポイントです。
TOMIXの電動ポイントですが、ここで写真の下方向(ポイントが分岐する曲線側の線)に入線しようとすると必ず動力車が通過するときに脱線をしてしまいます。
このとき、動力車の後方の台車は何故か分岐する直線側の線に乗り上げています。
実は、この現象は同じKATO製品で昨年購入した415系・今年1月に購入した485系初期編成でも同様に発生しています。
共通するのは、最近のKATOの新製品ということ。
原因として考えれるのは、皆さんがSNS等で取り上げているスロットレスモーターの磁力の関係、またはローフランジ、もしくは台車マウントのカプラーなどです。
脱線した車両を線路から撤去した後、電動ポイントの状態を確認すると、写真だと左方向から右方向の曲線側に切り替えたはずのポイントの向きが、直線側に戻ってしまっていることが判明しました。
やはり、スロットレスモーターの強力な磁力によって、動力車が通過する際に電動ポイントが切り替わってしまったことが原因である可能性が高そうです。
そうであれば、問題の解決方法はすでに皆さんのSNS等でも紹介されており、ホビーセンターからも対策のパーツが発売されているので、何とかなりそうです。
原因はまだ断定できたわけではありませんので、この不具合はあらためて検証するつもりです。
ゆうづる駅に入線した113系です。
こちらは問題がなく、手前の電動ポイントを通過する際も不具合は発生しませんでした。