東京都交通局7000形は、路線縮小の中で荒川電車区に集められた旧7000形の車体更新車で、1978年に登場しました。
運転台マスコンなどの電装品、台車やブレーキなどの主要機器はすべて流用されましたが、車体はアルナ工機で新製され、車番は旧番号の若い順から付与されました。
新造車体は前面1枚窓・直線基調の軽快なデザインで、ホーム嵩上げによるステップ廃止、車内への車椅子スペース設置など、バリアフリーの対応が進められました。
1986年には車体の更新工事に合わせて冷房化工事や塗装変更、LED式車内旅客案内表示器の新設、集電装置のヒューゲルからパンタグラフへの換装などが行われました。
鉄道コレクションで製品化された7001は、2013年にツーマン時代の赤帯のリバイバル塗装で晩年運用されましたが、2017年に引退となりました。
↑ 7001号
↑ 前面の様子
↑ 側面の様子 その1
↑ 側面の様子 その2
↑ 側面の様子 その3
↑ パンタグラフの様子
↑ 反対側 運転台付近の様子