阪和線用のクモハ123は、クモニ143からの改造により1987年に2両が登場しました。
側面窓は201系に類似した2段式窓で、改造当初から貫通扉が設けられ屋根の上は第1パンタグラフが撤去され、集中式冷房装置が搭載されました。
塗装は阪和線の103系に合わせた青色で、運転台部分は黒色に塗装されました。
1995年にクモハ84形を置き換えるために岡山電車区に転属し、宇野線の茶屋町-宇野間で使用されましたが、その際は塗装は変更されずカモメの絵が描かれました。
さらに2002年には宇部・小野田線用として下関地域鉄道部(現:下関総合車両所運用研修センター)に転属し、クモハ42形を置き換えましたが、その際に塗装はクモハ123-2~4 と同様のものに変更されました。
鉄道コレクションでは、第20弾で阪和線登場時の姿でクモハ125-5が製品化されました。
↑ クモハ123-5
↑ 前面の様子
↑ 側面の様子 その1
↑ 側面の様子 その2
↑ 側面の様子 その3
↑ パンタグラフの様子
↑ 台車の様子
↑ 反対側 運転台付近の様子