クモユニ147は、1983年に飯田線の新性能化に伴い導入された郵便・荷物合造車で、101系電車から5両が改造されました。
車体はクモハ143形に準じていますが、足回りは 145系のシステムに勾配抑速ブレーキを追加したもので、台車や主制御器、主電動機などがクモハ143とは異なります。塗装は飯田線に投入された 119系電車と同じく、スカイブルー(青22号)に白帯(灰色9号)で登場し、豊橋機関区に配属されました。
1985年に飯田線での郵便・荷物輸送が廃止されると、大垣電車区(現:大垣車両区)に転属し、クモニ83・クモユニ74形などを置き換えました。
その後、1986年の 11月のダイヤ改正で国鉄が郵便・荷物輸送を全面撤退したことから、全車静岡運転所(現:静岡車両区)に転属し、翌 1987年にクモハ123形 40番台に改造され、身延線に導入されました。
鉄道コレクションでは第20弾で飯田線塗装のクモユニ147-1 が製品化されました。
↑ クモユニ147-1
↑ パンタグラフ側 前面の様子
↑ 側面の様子 その1
↑ 側面の様子 その2
↑ 側面の様子 その3
↑ パンタグラフ付近の様子
↑ 台車の様子
↑ 反対側 運転台付近の様子