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KATO 455系ばんだい編成/動力ユニット追加(勾配対策)

昨年導入したKATO455系急行「ばんだい」6両編成ですが、当レイアウトの急勾配では空転を引き起こし、通過することができません。

この編成が急行「まつしま」の付属編成とされたため、動力台車にトラクションタイヤを装着していないこともその一因ですが、他の様々な車両でも試した結果、この急勾配を動力車1両の場合で安定して走行させるのは、5両編成までとするのが無難であるとの結論に達しました。

そこで、この455系6両編成については、現在は模型的には1M5Tとなっているところを、動力車を追加してMT比率を2M4Tに引き上げることとしました。

具体的には、編成中で模型的にはトレーラーなっているモハ454の床下を動力ユニットに換装しました。

使用されているASSYパーツを確認し、KATOのオンラインショップで455系の動力ユニット・動力台車を検索したところ、幸いにも在庫が残っていたので、早速これを取り寄せました。

455系の動力台車はモハ164のパーツが流用されているのですが、そのうち、トラクションゴムの装着していない「こまがね用台車」を選択しました。

動力車が2両ともトラクションゴム非装着となりますが、編成が短いので全く問題はないと思われます。

動力ユニットに台車を取り付けたところです。

この動力、TOMIXの電動ポイントに不具合を引き起こすコアレスモーターであることをすっかり忘れていました。

後で対策を施す必要がありますね。

動力台車の組み立ては、ユニットに台車をつけるだけの簡単な作業で、誰にでもすぐに簡単にできます。

但し、当然ですがそれなりに費用がかかるので、小遣い制のサラリーマンにとっては、そう気軽にできるものではありません。

今回は送料・消費税を含めて5,980円かかりました。

動力ユニットの床下部分と、トレーラーの床下の並びです。

こんな写真を撮っても全く意味はありませんが、とりあえず記念撮影・・・

トレーラーだったモハ454の車体を動力ユニットにセットしました。

今後室内灯を装備予定ですが、特に問題ありません。

同ユニットが2両なりました。

6両編成に対して動力車2両はかなり強力で贅沢ですが・・・

強力となった455系急行「ばんだい」6両編成の試運転を行いました。

当編成は、かなり余裕を持って当レイアウトのセノハチと呼ばれる急勾配を通過できるようになりました。

なお、昨年購入した485系初期型(基本セットに2両増結の8両編成)も同様にこの急勾配を通過できません。

現在は5両編成に減車して走らせていますが、同様の対策を検討したいと思っています。