実車
DD13は、国鉄が脱蒸気機関車ということで動力近代化を進めていた時代、1958年に車両構内のヤード入換用として登場したディーゼル機関車です。
1967年までに416両が製造され、全国の車両基地等で活躍しました。
しかしながら、実際には変速機の性能・効率性の関係から大規模なヤードでの低速・長時間運転には向かず、4軸形式ゆえに従来の蒸気機関車よりも制動がかけにくく、重量のある列車では作業に時間がかかったことから、DE10が登場してからは、もっぱら入換用・貨物支線用として運用されていました。
但し、これらの欠点が運用上問題とならない私鉄や臨海鉄道などでは、その後も同類機が断続的に導入されました。
DD13のうち、300番台は1966年から1967年にかけて83両が製造されたグループで、ギアや台車が改良され従来機と交換性がなくなったことから新たに番台区分が行われました。
国鉄のDD13は1987年までに全車廃車となりました。
Nゲージ・KATO機
品番:2227
NゲージのDD13といえば自分が子供の頃はKATO製が定番で、TOMIXもかつては一つ目の初期型を香港製で発売していたような気がします。
本機は、2017年にトミックスが40周年記念商品として製造したもので、製品としては寒冷地型の600番台と一般形の300番台の2タイプが製品化されましたが、そのうち一般形を購入しました。
車番は 365号機を選択。
カプラーはTNカプラーに換装済。
車体全体の様子。
標準的な凸型スタイルです。
前面の様子です。
カプラーをTNに交換したところ、見栄えが良くなりました。
側面の様子 その1
側面の様子 その2
側面の様子 その3
台車の様子です。(300番台は改良が加えられたDT113E形)
反対側から見た様子です。
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