静岡鉄道1000形は、それまで運用されていた旧型車の置き換え用として1973年に登場した車両で、1985年までに2両編成12本が製造されました。
東急車両製造製で、東急7200系を設計基本としています。編成は、クモハ1000形(Mc:静岡側)-クハ1500形(Tc:清水側)となっています。
18m級3扉のステンレス車体で、前面は非対象の大型2枚ガラスを採用した非貫通形のデザインを採用しています。
抵抗制御でカルダン駆動式、同路線の架線電圧は600Vのため、東急7200系の回生ブレーキに対して1000系は発電ブレーキを採用し、電気指令式ブレーキを装備、運転席のハンドルはワンハンドルマスコンとなっています。
非冷房車として導入された車両は、後に直接駆動式の集中式冷房装置が屋根上に搭載されましたが、新製冷房車は分散式冷房装置を搭載しています。
鉄道コレクションでは、屋根の上の冷房装置が分散式のものと集中式のものの2種類がオープンパッケージで製品化されていますが、そのうち集中式の編成を所有しています。
↑ クモハ1006
↑ クハ1506
↑ クモハ1006 前面の様子
↑ クモハ1006 側面の様子 その1
↑ クモハ1006 側面の様子 その2
↑ クモハ1006 側面の様子 その3
↑ クハ1506 側面の様子 その1
↑ クハ1506 側面の様子 その2
↑ クハ1506 側面の様子 その3
↑ パンタグラフの様子
↑ 台車の様子
↑ クハ1506 運転台付近の様子