実車概要
EF60-500番台は、当時の東京と九州を結ぶブルートレイン「あさかぜ」「さくら」「はやぶさ」等の編成増強(15両編成化)に伴い、性能不足が懸念されたEF58に代わる専用の牽引機として1963年に登場、翌1964年までに14機が増備され、これら寝台特急の牽引機として運用されました。
しかしながら、幅広い速度域での牽引にできるものの、特に低速度域での引張力確保に重点を置かれ設計されたEF60では、高速域での性能が不足し運用上問題となったことから、1965年10月のダイヤ改正以降、ブルートレインの牽引はEF65-500番台に置き換えとなり、EF60-500番台機は基本番台機とともに貨物列車牽引用として運用されるようになりました。
所有機(KATO 1999年生産ロット)
品番:3025
まだオーバースケールで作っていたと思われる旧製品ですが、ヘッドマークを取り付けたらそれなりにカッコ良くなりました。(この頃からKATOの機関車はマグネットのヘッドマークを付けれるようになっています。)
連結器は前側(列車の先頭になる側)はKATOナックルカプラー、反対側(客車等と連結される側)はKATOマグネティックナックルカプラーを装着しています。
車番は502号機を選択しています。
外観と各部の様子
↑ 前面の様子。
↑ 連結器はKATOナックルカプラーに換装済
↑ 側面の様子 その1
↑ 側面様子 その2。 窓などで、EF65とは異なっています。
↑ 側面の様子 その3
↑ パンタグラフ付近の様子。 ホイッスルなどの表現が本体とは別パーツになっておらず、色分けも省略されています。
↑ 屋根上中央部分の様子。 青一色になっています。
↑ 反対側の運転台付近の様子。
↑ 特徴的な一つ目ライト。
↑ 連結器はKATOマグネティックナックルカプラーを装備。
レイアウトでの運用
本来ならカニ22を含む20系客車を牽引させたいところですが、残念ながら20系客車をまだ所有しておりませんので、現在は12系客車の牽引でレイアウトを走らせています。
ヘッドマークをつけないと様にならないので、現在は「はやぶさ」のヘッドマークを付けています。
「はやぶさ」のヘッドマークを付けたEF60-500番台と12系客車の組み合わせ。
実車ではあり得ませんが、細かいことが気にせずに、素直にかっこいいです。
こうなると、やっぱり20系客車が欲しいですね。