鉄コレから発売された国鉄40系仙石線セットAでは、クモハ54109+クハ68086の2両が製品化されています。
クモハ54109は、40系モハ60033として 1941年に日本車両で、またクハ68086は 40系クハ55064として 1938年に川崎車両でそれぞれ製造され、当時の大阪鉄道局に配置されました。
元は2両ともロングシートでしたが、1952年にクロスシート化され、翌 1953年の称号規定改正でクモハ54109+クハ68086に改番されました。
そのため、扉間の窓は5枚となっているのが特徴です。仙石線に転用された際、うぐいす色に変更され、冬場に雪が通風器から車両内に吹き込まないよう、ベンチレーターは押込型に交換されました。
なお、モハ68086は 1976年に事故で廃車となりましたが、クモハ54109 は晩年大糸線に転属して、同線が 115系化される 1981年まで活躍していました。
↑ クモハ54109
↑ クハ68086
↑ クモハ54109 前面の様子
↑ クモハ54109 側面の様子 その1
↑ クモハ54109 側面の様子 その2
↑ クモハ54109 側面の様子 その3
↑ クハ68086 側面の様子 その1
↑ クハ68086 側面の様子 その2
↑ クハ68086 側面の様子 その3
↑ パンタグラフ付近の様子
↑ 台車の様子
↑ クハ68086 運転台付近の様子