2024年3月のダイヤ改正/千葉の話題といえば、鉄道ファン的には255系のしおさい撤退と、E259系の運用拡大が注目されるところですが…
地元千葉では、京葉線のダイヤ改悪が話題になっています。
朝夕の快速列車運転取りやめについては、既に前回のダイヤ改正で一部実施されていましたが、今回は、それを徹底するようです。
通勤快速は廃止され、朝と夕方以降の快速列車は全て各駅停車になります。
自分も毎日京葉線を利用する遠距離通勤者なので、かなり不満を持っています。
でも、仕方ないですね。
これに対して、千葉県知事も定例記者会見で「容認できない」旨の発表をして、JRE対して申し入れを行う意向を示していますが、JR側の受け入れは期待できないと思います。
公共性が高くてもJREは民間企業なので、利益と効率性を優先するのは当然のこと。
鉄道会社にとってみれば、1列車あたりの乗客が多ければ多いほど利益につながります。
京葉線では、快速・通勤快速が混雑するのに対して、普通列車の乗車率がそれほど良くないことが、我慢できないでしょう。
通勤快速・快速をなくせば、理想的な並行ダイヤに近いダイヤが組めるし、全ての列車がそれなりに高い乗車率となる。
快速列車の待ち合わせのなくなるので、普通列車の時間短縮も図られます。
ダイヤが乱れた時のリカバリーもやり易い。
それと自分にはわかりませんが、他にもJR側に何かメリットがあるのでしょうね。
今後の利用客の状況によっては、内房・外房線直通列車の削減(または廃止)や分割編成を活用した普通列車の短編成化などが行われるかも知れません。