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KATOマグネティックカプラー(DF50換装と本線テスト)

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先日、EF65-500番台の片エンドにKATOマグネティックナックルカプラーを装備して、車両基地内で試験を実施しましたが、結果が良好であったため、もうDF50にも装備して、本線レイアウト上で試運転を実施しました。

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当鉄道では客車列車と貨物列車が運用されておりますが、遅ればせながら、客車列車ではアーノルドカプラ-に代わる標準カプラーを検討しています。

昨年、DF50の方エンドを試験的にカトーカプラーに換装しましたが、見た目がナックルカプラーよりも大きいことと、自動解放の導入したい意向もあり、12系客車・EF65ではマグネティックナックルカプラーのテストをしました。

今回はDF50の片エンド(カトーカプラーを装着した側)をマグネティックナックルカプラーに再換装し、EF65とともに本線走行試験と自動解放テストを行いました。

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カトーカプラーを外し、マグネティックナックルカプラーに換装しているところです。

DF50には、取り扱い説明書に従って、マグネティックナックルカプラーのカプラーポケット用(28-257)を取り付けました。

カプラーポケットは使いませんが、おそらく大きさの関係かと思います。

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DF50の片エンド側への換装が完了した。

現時点で、マグネティックナックルカプラーを装備しているのは、12客車の緩急車2両(機関車との連結側のみ)と、EF 65・DF50の機関車2両のみ(片エンドのみ換装)となります。

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机の上にユニトラックを敷いて、連結の確認。

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アンカプラーレールの上で機関車を多少ゆすると解放するようです。

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本線レイアウトでの試運転です。

EF65+12系2両による走行確認。

急勾配とカープ区間を走行中に自動解放されてしまわないかのチェックです。

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続いて、DF50+12系2両による試運転。

問題なしです。

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12系を6両編成にして(アーノルドカプラーの中間車2両を増結)しての試運転です。

こちらも大丈夫でした。

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ゆうづる駅構内に仮設置されたユニトラックのアンカプラーレール上での自動解放テスト。

6両編成の12系客車に対して、DF50による自動解放がすんなり行うことができました。

この検証結果をもとに、当鉄道では客車列車とその牽引機関車を対象として、マグネティックナックルカプラーを本格導入することが決まりました。

上記のEF65・DF50のもう片エンド側への本カプラーの換装・他の機関車・客車への換装も順次進められることとなります。

なお、本年6月に当鉄道では初のブルートレインとなる、24系7両編成の導入が予定されていますが、この編成は入線の際に本カプラーが実装される見込みです。