KATOマグネティックカプラーの導入については、以前12系客車2両に試験的に装備して検証を行ったが、その続きとして、今回はEF65機1両の片エンド側のみに装備して、12系客車を連結した状態で、自動解放の検証を行ないました。
今回試験導入を行うのはEF65の500番台で、旧モデルの為、正直カプラーが装備できるかどうか心配でした。
とりあえず、カプラーを取り付けているスカートのパーツを外してみました。
今回用意したのは、「マグネティックナックルカプラー短」です。
最新のEF65製品にはこれが対応していますので、おそらく旧製品でもと思い、購入しました。
カプラーに開放ピンを取り付けた様子です。
結果としては、問題なく装着できました。
自分が所有しているKATOのEF60やEF64も旧製品ですが、同様に装着できそうです。
今回は試験運用なので、とりあえず片エンドだけの装着です。
前回、試験導入した12系客車と並べた様子です。
これで、マグネティックカプラーを装着した機関車と客車が揃ったので、検証を行うことにしました。
まずは、机の上にアンカプラー線路を置いて、その上で機関車と客車が解放されるか確認しました。
一応、アンカプラーの上で連結した状態の両者を軽く揺すると、自動解放されました。
大丈夫のようです。
しかしながら、一度解放すると機関車のカプラーが緩みっぱなしの状態になり、そのままでは再度連結ができませんでした。
連結器どうしをくっつける際、横から細い棒で機関車側の向かって左側を押してあげると、しっかりと連結されるようです。
次に、車両基地内に設置したアンカプラーテスト用の側線で、実際に機関車をパワーユニットで動かして、自動解放の検証を行いました。
自動解放を何回かテストしましたが、そのうち数回成功しました。
自動解放を行うには、パワーユニットの操作でコツがいるようです。
次回のテストでは、マグネティックカプラーを装着した機関車を増やして、本線レイアウトの勾配区間の走行テスト(勝手に開放されないかなど)を行うつもりです。
今回はここまでです。