2023年9月、銚子電鉄を訪問した際のレポートです。
本路線の終着駅の外川駅待合室の様子と、現地で見つけたおいしい「豆乳プリン」の紹介です。
100年目を迎えた銚子電鉄の終着駅
外川駅は、1923年の銚子鉄道(銚子電鉄の前身)の開業(銚子-外川間)当初より営業を開始、今年100年目を迎えた昔ながらの駅です。
駅舎は木造平屋建ての小さな建物で、修復の繰り返しながらも風情溢れる姿を今に残していて、トミーテック・ジオコレで販売された駅舎もこの外川駅がモデルになったとの噂もあります。
待合室はレトロな雰囲気で心が癒されます。
外川駅待合室の様子です。
座席には、漁に出た漁船が大漁で帰港する際に船上に掲げる大漁旗が飾られています。
地元の漁師さんからが飾ったものでしょうか。
銚子電鉄も利用客が「大漁」になるようにとの願いが込められているのでしょうね。
出札口の右手には、銚子電鉄ブランドの濡れ煎餅やカレーなどが販売されています。
(以前訪問したときはここでは売っていなかったように記憶しています。)
出札口の様子です。
黒板に記載された旅客運賃表がいいですね。
こういうレトロな雰囲気そのものが観光名所となり、観光客をひきつける材料になるので、今後もこの雰囲気をずっと残して欲しいですね。
これも以前はなかったと思います。
学校で使用していた机と椅子が三つ並べられ、その上に本も用意されていました。
自分が小学校・中学校時代もこの机と椅子を使っていました。
懐かしいです。
駅構内に静態保存されているデハ801です。
今回訪問時では、車内は公開されていませんでした。
以前見たときよりも若干腐食が進んでいました。
保存車両の維持・メンテナンスの大変さをあらためて感じます。
地元の豆腐屋さんで名物の豆腐プリンを堪能しました。
外川駅を歩いてすぐ(徒歩5分ぐらい)のところに、榊原豆腐店さん(「おとうふ屋」さん)があります。
ここでは、名物の「豆乳プリン」が食べられるという情報があったので。早速行ってみました。
ここは豆腐工場なので、カフェみたいにゆっくりできるところはありませんが、
入口にベンチがあり、ここで豆乳プリンを買ってその場で食べることはできます。
お店の入り口には大きな「くまさん」のぬいぐるみが飾ってありました。
写真ではその後ろにベンチが見えますが、ここで座って、豆乳プリンを食べました。
写真を見て分かるとおり、ボリューム満点です。
その名のとおり豆乳を使用したヘルシーなデザートで、「プレーン」(300円)と「大納言(あずき)」(380円)の2種類から選べますが、今回自分は「プレーン」を選びました。
柔らかめの豆乳プリンの上には、大量のきな粉と黒みつが掛かっていますが、その相性は抜群で、くずもちとは違う柔らかい食感がたまりませんでした。
銚子電鉄には、南海からの譲渡車が走りだしたらまた訪問する予定なので、そのときにもう一度ここの豆乳プリンを食べようと思っています。
次回は「大納言」を食べるつもりなので、その際は、またレポートをします。
ちなみに、榊原豆腐店さんは日曜日は定休日なのでご注意を!
なお、榊原豆腐店さんの豆乳プリンは、ネット上では銚子市のふるさと納税の返礼品でゲットすることができます。
銚子市のふるさと納税では、その使い道で「銚子電鉄支援」というのもあるので、こちらを選択して、銚子電鉄を応援しつつ「豆乳プリン」を満喫することができます。
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