14760形は同鉄道初の冷房車として1979年に登場、日本車輌製造製で1981年までの3年間に2両編成×7本(14両)が製造されました。
車体設計は1964年に製造した10020形のレイアウトに準じ、車体長は18m級となりました。
前面は2枚窓ですが、上部に後退角が付けられ窓は大型化されセンターピラーの細い連続窓となりました。
駆動方式は中空軸平行カルダン駆動方式となり、主電動機は定格出力110kWのものを各車に4台ずつ搭載し、主制御機は1台で2両分8基の主電動機を制御する1C8M方式となりました。
登場時は全車が扉間のみクロスシートとなっていましたが、後に車端部のクロスシート化が進められ、一部の車両では座席に新幹線の中古品も使用されました。
2011年に公開された映画「RAILWAYS:愛を伝えられない大人たち」のハイライトシーンでは、このうちモハ14761-モハ14762編成が使用されました。
この映画のDVD初回限定版にはこの編成を製品化した鉄道コレクションが付属されました。
↑ モハ14762
↑ モハ14761
↑ モハ14762 前面の様子
↑ モハ14762 側面の様子 その1
↑ モハ14762 側面の様子 その2
↑ モハ14762 側面の様子 その3
↑ モハ14761 側面の様子 その1
↑ モハ14761 側面の様子 その2
↑ モハ14761 側面の様子 その3
↑ パンタグラフの様子
↑ 台車の様子
↑ モハ14761 運転台付近の様子