その当時柏に住み常磐線に慣れ親しんでいた自分にとって、1978年のEF81-301・302号機の内郷機関区への転属は大ニュースでした。
「あの銀色の機関車が常磐線で見れる・・・」みたいな感じでした。
しかしながら、実際に内郷機関区で休んでいる実車(302号機)を見たとき、コルゲートの上から他のEF81同様に塗装されてしまっていたことから、非常にがっかりしたのを覚えています。
しかしながら、その後何回か運用中の301号機・302号機を見かける度に少しずつ愛着が出てお気に入りの機関車になりました。
Nゲージでは、300番台のローズ色はTOMIXの旧製品を所有していますが、こちらは門司機関区へ戻った後のJR仕様で、自分の思い出の300番台とは多少異なっていました。
今回、TOMIXから国鉄時代の仕様で再生産されたため、あらためて1機購入しました。
開封前の様子です。
とりあえずケースから取り出して、パンタグラフを上げてみた状態の写真です。
ナンバープレートは301・302 の2種類。
前面用(Aパーツ)と側面用(Bパーツ)と異なるため、間違えて取り付けないように注意して作業をしました。
前面にナンバープレートを取り付けた様子です。
側面にナンバープレートを付けた様子です。
両エンドそれぞれ右上端に設置されているホイッスルと信号炎管は別パーツでした。
もともと細かい作業は自分はあまり得意でなく、このような細かいパーツの取り付けるのが非常に苦手です。
お恥ずかしい話ですが、今回もこの二つのパーツを両エンドに取り付けるのに1時間も要してしまいました。
予備のパーツも一部紛失してしまいましたが、なんとか取り付けられたので良かったです。
手摺を取り付けた様子です。
この他、上級者向けということで常磐線無線アンテナパーツも付いていましたが、自分は上級者ではありませんので、これは取り付けていません。
カプラー交換を行うためには、車体と本体から外す必要がありました。
再び車体を本体を取り付ける際に、その向きを間違えないように、片エンド側にマスキングテープを貼っておきました。
スカートを外し。カプラーを交換するために分解した様子です。
連結器をアーノルドから付属のTNカプラーに交換し、スカート部分を組み立てた様子です。
車体と本体をくっつけて、入線整備完了です。
なかなかリアルでいいですね。
JR仕様の旧製品と並べてみました。
左が旧製品、右が今回購入した2024年ロットです。
旧製品に対して、新製品では手摺・解放てこ・窓のワイパー表現などでよりリアルに表現されているのが分かります。
窓枠の色の違いは国鉄時代とJR時代の仕様の違いかと。
屋根上の塗装が、旧製品(JR)だとグレーですが、新製品(国鉄)では黒色となっています。
これも仕様の違いかな?
よく見るとスカート部分も少し違いますね。
実車では300番台のローズは301・302の2両しかいませんでしたので、自分もこれ以上増備する予定はありません。
国鉄仕様の銀色が欲しいです。
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