当鉄道では、機関車・客車・貨車の連結器の「ナックルカプラー」を進めています。
具体的には、KATOの製品は「KATOナックルカプラー(マグネティック含む)」、TOMIXの製品は「TNカプラー」に統一するという内容です。
TOMIX製の客車は、50系客車(旧製品)5両しか所有しておらず、アーノルドカプラーのまま走らせていましたが、今回TNカプラーへの換装を行いました。
上の写真は、カプラーをカプラー交換を行う前の様子です。
20年以上前に購入した製品で、現在室内灯セットが使えるかどうかも分からず、正直KATOかTOMIXの最新版が発売された際に代替えしようかとも考えていました。
TNカプラーに交換するにしても、ボディマウントタイプだとそれなりに高額なので20年前旧製品にそこまでお金はかけられないと思っていましたが...
コンテナ車のカプラー交換用に購入した台車マウント用のTNカプラーの余りもあったので、このカプラーが50系にも使えれば、交換だけでも済ませようと考えました。
とりあえず、オハフ50のうち1両の台車を外し、カプラーをチェックして見ることにしました。
片エンドの台車を外しました。
コキのカプラー交換に使用しているのは、品番0391の密自連形TNカプラーで、Sカプラー(JC02)に対応しています。
台車に付随しているカプラーポケットから、カプラーを分解しました。
あまりTOMIXのカプラーは詳しくないのですが・・・
形状をみると、Sカプラー(JC02)のタイプのようです。
客車のケース裏の交換パーツリストを見ると、カプラーはJC02との記載もあるので、間違いないですね。
この手持ちのTNカプラーは使えそうなので、交換することにしました。
TNカプラーを組み立てて、スペーサーを付けたのですが・・・
カプラーポケットに入りませんでした。
スペーサーを付ける必要がなかったようです。
あらためて、スペーサーを付けずにTNカプラーとスプリングをカプラポケットにセットしました。
カプラーカバーを付けて、台車を外したときト同じようにスプリングも付けました。
オハフ50はテールライトが点灯するので、台車にスプリングも付けなくてはいけません。
とりあえず、台車を車体に取り付けて、片エンド完了です。
アーノルドカプラーよりは見た目が良くなりました。
既存の機関車と連結して、カプラー向きなどで間違いがないことを確認しました。
カプラー交換前と交換後の比較です。
同様の作業で、編成両端のオハフ50のカプラー交換が完了しました。
引き続き、中間車オハ50のカプラー交換です。
カプラー交換の作業はオハフ50と同じなので、途中の写真は省略。
上の写真はカプラー交換が完了したオハ50です。
50系5両のカプラー交換が全て完了しました。
KATOやTOMIXから50系の最新の製品が発売されたら購入するつもりですが、この製品も売らずにとっておこうかと思います。
細かい部分の色入れやウェザリングなどに挑戦しても良いかも。