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【Nゲージ】60系客車

【記事更新:2026年3月】

概要

60系客車は、大正時代から使用され老朽化が問題となっていた木造客車を置き換えるため既存の客車の「鋼体化」改造により登場した客車で、戦争末期から終戦後にかけての混乱期となる1949年から1950年までの間に約3,500両が増備されました。

このうち初期のグループ(オハ60系)は、側面の窓枠が700mm・座席2区画で窓が3枚という木造客車時代と同じ窓割となりました。

一方、1950年以降に登場した鋼体化客車では側面の窓枠がスハ43系同様に1m幅になるなどの仕様変更が行われ、このうち本州以南向けのグループがオハ61系・北海道向けがオハ62系とされました。

オハ61系の外観はスハ43系と似ていますが、座席数が43系よりも狭く配置されているため側面窓は1組多く配置されています。

台車は改造前のタネ車からの流用でTR11形がそのまま使用されました。

オハ61

1951年から1,052両が改造された定員96名の三等車で、側窓は幅1,000mmの広幅窓となりました。

オハ61 767

品番:5266

KATOの単品で、SL列車用3両編成の中間車。

両端はKATOナックルカプラーに換装。

↑ 両端にはKATOナックルカプラーを装備

↑ 車端部側面の様子

↑ 側面中央部の様子

オハフ61

鋼体化客車では初めて広幅窓を採用した三等緩急車で、初めて車掌室が車端に移され、客室との間に出入口が設けられました。

また、客車としては初めて尾灯が妻面の埋め込み形式で取り付けられました。

オハフ61 538

品番:5267

KATOの単品で、SL列車用3両編成の車掌車。

連結器は車掌室側はマグネティックナックルカプラー・中間車連結側はKATOナックルカプラーを装着。

↑ 側面中央部の様子

↑ 側面車端部分の様子

↑ 台車はタネ車からの流用で、TR11形を履いています。

↑ 車端部(車掌室側)の様子です。

スロ62

オハ61の一部はリクライニングシートの特別二等車(後のグリーン車)オロ61に改造、うち電気暖房付の96両が2000番台、電気暖房なしの15両が100番台となりました。

スロ62はそのオロ61が冷房改造されたもので、低屋根化された屋根上に独立機関式の冷房装置が5基搭載され、床下にディーゼル発電機が装備されました。

重量が増えため別形式となりました。

スロ62 2062

品番:5064

KATOの単品で、10系単品編成と一緒に20年以上前に購入したもの。

連結器は両端ともKATOナックルカプラーに換装済ですが、以下のところまだ室内灯が装備されず、休車状態です。

今後、10系以外の編成に組み込む予定です。

↑ デッキ側妻面の様子。 KATOナックルカプラーを装備

↑ 車端デッキ側の様子

↑ アルミサッシ窓が特に印象的な側面

オハニ61

1950年から1955年にかけて製造された3等座席荷物合造車で、初期車はスハニ61として導入されましたが、ローカル線での牽引両数確保のため、1954年に荷物室の荷重変更が実施され、オハニ61に変更されました。

オハニ61 239

品番:5269

SL(C11・C12)牽引用3両編成の1号車で、機関車連結側はマグネティックナックルカプラー中間車側にはKATOナックルカプラーを装備。

↑ 機関車連結面にマグネティックナックルカプラーを装備

↑ 荷物室側側面の様子

↑ 車両中間部側面の様子

マニ60

荷重14トンの荷物車で565が登場、当初から鋼体化改造で全室荷物車として製造されたグループと、1960年以降に鋼体化客荷合作車などから全室荷物室改造で編入されたグループが存在しました。

マニ60 2540

品番:5020

30年ぐらい前に購入したKATOの旧製品で、室内灯未増備、カプラーもまだアーノルドのままです。

カプラー交換はそのうち実施予定。

実車はオハニ61からの改造車で、荷物室間が3枚窓となっているのが特徴です。

↑ 妻面の様子。カプラーはまだアーノルドのままです。

↑ 30年前の旧製品ですが、クオリティはそれなりに高いと思います。

↑ オハニ61からの改造で、この3枚窓が特徴です。

↑ 台車はおそらくTR11形かと思います。

スユニ61

客荷合作車などの改造により製造された郵便・荷物合造車で、1965年から1968年までの間に90両が導入されました。

荷重は郵便室5t、荷物室5tでした。

スユニ61 30

KATOのはやたま編成に連結される車両で、運用により連結・解放されることから、社用の両端がマグネティックナックルカプラーに換装されています。

実車はオハニ61からの改造車で、荷物室はそのままに客室が郵便室に改造されました。

↑ 運用での連結・解放を考慮して、両端にマグネティックナックルカプラーが装備されています。

↑ 荷物室側側面の様子

↑ 側面、真ん中あたりの様子

↑ 側面郵便室側の様子。