
今回は、前回に続きコンテナヤード入口部分の製作を地道に進めるほか、その先の作業を見据えて、TOMIX解放ランプ付きレールの活用も検討します。
上の写真は、今回の作業が終了した後の状態で、キハ40の2両編成が通過する様子を撮ったものです。

コンテナヤード入口付近の様子を上から撮ったものです。
写真だと、電動ポイントの手前に、グレーで塗装した嵩上げ用のスチレンボードがありますが、このスチレンボードにバラストを散布してボンドで貼り付けまで行います。

グレーに塗装したスチレンボードを取り出しました。
スチレンボードの上の部分は電動ポイントの稼働部分と隣り合わせになるため、バラストが取れてポイントの可動部に入り込まないように、プラ角棒で仕切りを作ります。

現物合わせで必要な長さを図った上で、その長さに1mmプラ角棒を切断しました。

切断したプラ角棒に水性ホビーカラーの軍艦色(1)を筆塗りしました。

塗装したプラ角棒をスチレンボードの上側・電動ポイント可動部と隣り合わせになる部分に貼り付けて仕切りを作りました。

スチレンボードの下側には仕切りがないので、マスキングテープを貼って囲いを作り、写真のようにバラストを散布しました。
バラストは、いつものと同じ、モーリンのRストーン(Ǹバラスト幹線用)です。

バラスト散布後、ボンド水溶液を塗布しました。
この日の作業がここで終わり。
この状態で一週間放置しました。

一週間後、ボンド水溶液がすっかり乾いたバラスト付きスチレンボードの様子です。

バラスト付きスチレンボードのマスキングテープを剥がし、スチレンボードを所定の位置にタイトボンドで貼り付けました。

バラスト作業と並行して、まだ未塗装のワイドトラム(S70-WT)1本の塗装も行いました。
上の写真は、レールとその内側をマスキングした様子。
この後、ジェイズの「21:明るい屋根グレー用灰色」で塗装しました。

いったん塗装した後、レールとその外側をマスキングし、同様に塗装しました。

塗装が完了し、マスキングを全て取り除いたワイドトラムレールの様子です。

使用するワイドトラムレールの塗装が完了しました。
このワイドトラムを固定すれば、ゆうづる駅構内引込線との間の作り込みを進めることができるようになります。

この後は、その先を製作を見据えて、TOMIX解放ランプ付レールの活用を試みます。
当鉄道では、2022年頃からマグネティックナックルカプラーを活用するようになりましたが、レイアウトではTOMIXのファイントラックを基本的に使用しており、ジョイントレールをでユニトラックとの接続を行った上でKATOのアンカプラーレールを配置して、この上で自動解放を行っていました。
一方、ファイントラックの解放ランプ付レールでも、取り付けてある磁石の向きを変えることでKATOのマグネティックナックルカプラーでの自動解放は可能であり、、このことはモデラー諸先輩方のSNS等でも報告されていますので、ご存じの方も多いかと思います。
そこで、自分でもこれを実際にテストしてみて、良好であればこの解放ランプ付きレールを活用していこうと考えました。

とりあえず、解放ランプ付レールを1つ購入して開封しました。

真ん中に埋め込まれている磁石を取り外しました。
磁石を90度向きを変えて、再度線路本体にゴム系ボンドで貼り付けました。
このとき、磁石の向きを間違えると車両がこの上で停止したときにマグネティックカプラーが内側に引っ張られて自動解放できませんので、磁石の向きに注意が必要です。
自分の場合、何回かこの上で自動解放を試して磁石の向きが正しいことを確認した上で、磁石を線路本体に貼り付けました。

磁石を貼り付けた後、再度自動解放の動作確認を行いました。
結果が良好だったので、とりあえずこの線路もレイアウトで使用します。

自動解放を行うと予定の場所に開放ランプ付きレールを仮設置しました。
今後、この上で車両を動かして設置場所を特定するつもりです。
今回はここまでです。



