現在、レイアウト製作では、終着点「つうづる駅」に隣接する留置線の製作をマイペースで進めています。
先日、側線にKATOのアンカプラーレールを設置し、ここでもマグネティックカプラーによる自動解放ができるようにしましたが、今回はその先にギャップを設置して電気配線的なセグメントを分けることにしました。
上の写真は今回の作業修了後の様子で、2両編成程度の列車が2本同一の側線上で留置できるようになりました。
ギャップの設置はゆうづる駅2番線でもすでに行っているので、これらを合わせてゆうづる駅構内に、最大5編成の列車が入線可能となりました。
作業前の様子です。
2面2線のゆうづる駅右側のべニア板むき出し部分が、これから製作する部分です。
真ん中の側線にアンカプラーレールが設置されていますが、この先にギャップを設置します。
上の写真だと、右側にKATOユニトラックのアンカプラーレールがあり、そこから左方向はジョイントレールを介してTOMIXのレールが設置されています。
ギャップはTOMIXのレールに設置します。
ギャップジョイナーは前回使用した残りが大量にあるので、そこから2個使用します。
2本のレールの接続する部分にギャップジョイナーを取り付けました。
これを接続して、ギャップレールの出来上がり
ギャップをレイアウトに設置しました。
電気配線的に分断された末端の区間に鉄コレの車両を置き、留置できる長さを確認しました。
20m級の車両3両分がぎりぎり入りました。
余裕を見て、運用上は20m級車両が2両までと考えた方が無難です。
分断された区間にフィーダーを設置する場所を決めました。
レイアウトボードにフィーダーの配線を通す穴を空けました。
ちなみに、ドリルはレイアウト製作には欠かせませんが、使用頻度は非常に少ないので、自分は1000円以内で購入できる手動式のものを使用しています。
地元のスーパービバホームで購入したものです。
空けた穴にフィーダーの線を通して、配線しました。
本当は今回の配線用にTOMIXのセレクタースイッチを1個追加しようと思ったのですが、ポポンデッタに行ったら1個2000円と言われたので購入を諦めました。
最近の価格高騰で、Nゲージの用品もかなり高額になってますね。
すでに使用しているセレクタースイッチの端子が1つ余っていたのでこちらを使用することにしました。
電気的に分断された区間(セグメント)に設置したフィーダーを経由してきちんと通電していることを確認しました。
Nゲージ化された鉄コレ2両編成2本を使用して、ギャップを設置した側線に列車を留置してみました。
まずはギャップで分断した先に1本目の列車を入線させ、こちらの配電を止めました。
続いて、ギャップの手前にもう1本を入線させました。
当鉄道のローカル列車(普通列車)では1~2両編成で運用されるものも多いので、この仕組みが結構活用できると思います。
今後は、この側線のレールをレイアウトボードに貼り付け、その脇も含めてバラスト散布などで作り込みを行っていくことになります。