今までずっと下地塗装(茶色)のままだった曲線勾配区間の内側(扇状地)ですが、今回やっと緑化作業を行うことができました。
上の写真は今回の作業が完了した後、勾配曲線をキハ10系によるローカル列車が通過しているところです。
今回の作業前の様子です。
茶色で下地塗装のされている部分を緑化します。
まずは、カラーパウダーを散布したときに周囲にかからないように、今回作業を行う部分の周辺に新聞紙などで養生しました。
緑化を行う場所全体に、筆とスポイトでボンド水様液を塗布して、びちゃびちゃにしました。
津川洋行のシーナリーパウダー黄土色を撒き、更にとミックスのカラーパウダー(ブラウン)撒きました。
その上から、KATOのターフ、草色と若草色を撒きました。
その上からスポイトでボンド水様液を塗布しました。
丁寧に散布したつもりでも、どうしてもカラーパウダーが多少流れてしまい、クレーターみたいのができてしまいますが、仕方ありません。
その上にKATOのコースターフ(緑色)と同じくKATOのミディアムプランツ2種類(ダークグリーンとオリーブグリーン)を適当に配置しました。
このとき、前の作業でできてしまったクレーターを隠すように配置しました。
なお、このとき、レンガ橋脚の養生は外して作業を行いました。
コースターフ・ミディアムプランツを配置した場所には、スポイトでボンド水様液を塗布して固着させました。
今回、初めて本格的にコースターフ・ミディアムプランツを配置してみましたが、緑化した部分が立体的になり多少見た目が良くなりました。
今後、作業の合間に他の部分にもこれらを配置してみようと思います。
周囲の養生を全て撤去した様子です。
このまま、一晩放置して翌朝に状況を確認することにしました
翌日の状態です。
写真では分かりにくいのですが、ボンド水様液が乾き、コースターフ・ミディアムプランツの色が濃くなっています。
レンガ橋脚付近の拡大写真です。
思っていたイメージどおりになりました。
この後高架橋も塗装とウエザリングを行う予定だったのですが、あいにく屋外の天気は雨模様。
プラ製品のスプレー塗装は屋外でないとできないのですが、梅雨に入り当面は塗装作業ができなさそうなので、先送りすることにしました。
取り外してあった高架橋を本来の場所に設置して、不通だったレイアウトの本線を開通させました。
今回緑化した部分の一部はゆうづる駅の構内と隣接しています。
構内側線の車止め付近はまだバラストを散布しておらず、今後の積み残し作業となりました。
今回の作業で、勾配曲線区間の内側は多少見た目がジオラマらしくなってきました。
緑化作業はこれで完了ではなく、今後は線路脇などにコースターフやミディアムプランツなどを配置しようと思っています。
今回はここまでです。