前回は勾配曲線区間のバラスト散布を行ったのですが、曲線・線路の内側に敷設した地面嵩上げ用のスチレンボードの高さが線路の道床よりも若干高くなっていたため、バラストが撒けませんでした。
(バラストを撒くと線路の枕木が埋まってしまう)
今回hがその補正(ごまかし)を行いました。
上の写真は今回作業後の試運転の様子です。
前回バラストを散布した後の様子です。
曲線の内側にバラストが散布されてないのが分かると思います。
スチレンボードと線路の道床の間に1mmのプラ角で仕切りを作り、その内側にバラストを撒きます。
(仕切りでバラストを堰き止めて、枕木がバラストで埋まらないようにします。)
タミヤのプラ材、1mm角棒です。
今回これを使用しました。
プラ角棒をタミヤのテクスチャーペイントのライトグレーで塗装します。
仕切りのコンクリートの測溝に見立てます。
塗装後のプラ角棒の様子です。
塗装したプラ角棒を、スチレンボードの線路側、段差になっている端に線路に沿って貼り付けました。
プラ角棒の貼り付けは、タイトボンドを使用しました。
最近、視力が落ちているので老眼鏡をかけて作業していますが、やはり光に少ないところでは細かいところまで見えません。
そのようなときは、写真のように作業部分にスタンドを立てて作業をしています。
プラ角棒を貼り付けて後、その仕切り内側にバラストを散布しました。
バラスト散布後、ボンド水様液を塗布してバラストを固着させました。
半日程度放置した後、バラストが完全に固着したのを確認し、線路をレールクリーナーで清掃し、TOMIXキハ52で試運転を行いました。
曲線区間へのバラスト散布がかなりラフになってしまい、うまく撒けていない部分やバラストがレールの横にくっついてしまっている部分もありますが、これは他の作業の合間に少しづつ手直しをする予定です。