京阪600形は1984年に登場した路面電車車両で、従来車の改造により4次に渡り2両編成10本(20両)が導入されました。
このうち、1次車(601 - 608)は300型の車体が流用され、1986年以降に増備された2次車以降(609 - 620)は250型の車体が流用されました。
製造は石山坂本線の錦織車庫に隣接した錦織工場で行われ、従来車の車体が用いられ、新たに製造された運転台や台車・機器と組み合わせる形で製造されました。
従来車は非冷房車であったのに対して、600形では冷房装置が搭載され、サービスの向上が図られました。
編成は2両固定となり、パンタグラフは運転台に1基設置されました。
導入当初は大津線で運用されていましたが、大津線の直流1,500Vへの昇圧が実施された1997年以降は、石山坂本線で運用されています。
鉄道コレクションでは数種類の仕様で製品化されていますが、そのうち、第17弾で製品化された2次車(609 - 610)旧塗装を所有しています。
↑ 609
↑ 610
↑ 609 前面の様子
↑ 609 側面の様子 その1
↑ 609 側面の様子 その2
↑ 609 側面の様子 その3
↑ 610 側面の様子 その1
↑ 610 側面の様子 その2
↑ 610 側面の様子 その3
↑ パンタグラフの様子
↑ 台車の様子
↑ 610 運転台付近の様子